2005年12月29日
「プロジェクトX」の最終回を観た。途中から観たので最終回で紹介されたかどうかわからないのだが、240回の放送の中で、アタシがイチバン感動したのは「夕張メロン」の回だった。
第96回 2002年9月10日放送「赤いメロン 北の大地の20年戦争」
炭坑が閉山した北海道の夕張。他の国ならゴーストタウンになっていただろう。ところが、この極寒の地でメロンを特産物にしようというプロジェクトが進行していた。
普通はそんなこと考えない。もし考えたとしても、今時の若者ならすぐに挫折しただろう。今でこそ『美味しそう』と思える赤い果肉。だが、当時は「カボチャメロン」と呼ばれ、高い値が付かなかった。
『北海道のメロンなんて美味しいわけがない』
先入観があった。
コンテナで長距離輸送された夕張メロン。
腐った。
しかし、現在「夕張メロン」は贈答用として人気が高い。
夕張メロン(左)と静岡産マスクメロン(右)
今はもう、それほど価格に差がない。
世界一厳しい「選果基準」が信頼のブランドを作り上げたのだ。
この番組を観て『日本人は本当に素晴らしい!』と思った。
何もないところに金のなる木を植えられる日本人。素晴らしいじゃないか!
いろいろ感動的な話が多かった「プロジェクトX」だが、その中でも夕張メロンの回は、特に苦難の道のりだったような気がする。それは「いずれ誰かの手によって作られるモノ」じゃなかったし、地理的条件も最悪だったからだ。