やっとお許しが出て、ルアーを投入。すると、最初に釣ったのがドクターGで、次に釣ったのはド素人のK太郎だった。ビギナーズ・ラックというのは本当に恐ろしい。Tomy
とキャプテンはかなり出遅れてしまった。
K太郎なんか爆釣を演じたからね。Tomy の竿とルアーを使って…。その時ちょうどいい色のルアーをK太郎が使っていたのだろう。まさに入れ食いだったよ。
そのルアーというのが写真のたいやき君なんだけど、本当の名前は“エンターソルト・フラッガー”というんだ。名前なんてどうでもいいので Tomy は勝手にたいやき君と命名したけど…。
K太郎が使っていたのは青いたいやき君で、その時、他の色ではそれほど釣れなかった。Tomy が「それは俺のだから返せ」と言ったら、K太郎のやつ「ウデだよ、ウデ!」なんて言いやがる。
たまんないよね〜。こういうのを“ぬすっと猛々しい”と言うんだ。
スゴクわかりやすい例えでしょ。国語の教科書に載せてほしいぜ!
まあ釣れたのはみんなセイゴクラスのお子様だったから悔しくもなかったけど、一番下手なはずのK太郎が爆釣するんだから、青いたいやき君はほとんどエサだと思う。これだけ釣れるルアーも珍しいね。
この場所で1時間ほど粘っただろうか? ビギナーの2人は絶好釣! 何故かルアー釣り歴20年の2人を上回る釣果である。ドクターGなんかご覧のようにクーラーに入りきらないような大物を釣ったしね。
そして、とうとう Tomy とキャプテンは面目丸つぶれで午後に突入することになったのだ。
『このまんまじゃ引き下がれない』
Tomy達はかなりアセリを感じはじめていた。
時計の針は12時を回ったが、K太郎の爆釣はまだまだ続きそうな勢いだった。彼が今回使用したタックルは、大昔にTomyが使っていた6フィートのバス用ワンピースロッドで、グリップまでが一体になっているという年代モノだ。そして、取り付けられたリールも懐かしの黒バンタムである。
釣行の前日、サンスイの兄ちゃんに新品の8ポンドラインを巻いてもらったのだが、彼は珍しそうに黒バンタムを見つめていたね。多分『こんなんでシーバス?』と思っただろうな。
だけど意外にこのタックルは良かったようだ。ナイロンの8ポンドラインは水の抵抗が少なくて、多少波があっても真直ぐにルアーを沈めてくれる。しかも、大昔のリールは小さくて、たいやき君をチョロチョロ巻き上げるには適当なスピードになったようだ。
Tomy やキャプテンはPEラインを使っていたのだが・・・
さて、話を午後の部に移そう。