中禅寺湖のレイクトローリング

1997年8月2〜3日

音楽は聞こえたでしょうか? 今回は書くことがあまりないので、『せめて最初だけは華々しくはじめよう』と思い、MIDI をいじってみました。だから内容は大したことありません。あらかじめお断りしておきます。

(`⊥´)ゞ

さて、それでは中禅寺湖に着いたところから話をはじめましょう。今回はインターネット仲間のなまむぎさんと釣る姫さんを伴って、標高1,200メートルの中禅寺湖に行きました。中禅寺湖ならこの時期でも暑くないのです。むしろ、過ごしやすい時期と言えるでしょう。避暑地でのトローリング・・・、企画はナイスだったんですけどね。

中禅寺湖に着いたのは2日の午前2時半頃だったでしょうか? 3人は歌ヶ浜でキャプテン中越と待ち合わせ、キャプテンのボートと、もう1隻のボートに分乗して夜明け前に湖岸を離れました。

真っ暗闇でボートを操船するのは初めてなので最初はちょっと戸惑いました。上野島(こうずけじま)に行くつもりなのに、着いたところは寺ヶ崎、かなり時間をロスしてしまいました。

大日崎をまわってキャプテンのボートを発見した頃には夜が明けていたのですが、周りにはヒメマス狙いのボートがウジャウジャ。およそ20隻ぐらい出ていたでしょうか? 同じトローリングと言ってもヒメトロの場合はかなりスピードがゆっくりで、オモリを垂直に近い角度で流しています。

こういう場合、レッドコアの存在さえ知らないヒメマス専門の人もいるので気をつけなければなりません。ヒメトロのボート同志はかなり近づいてもラインが交錯しないので、彼等は平気でボートの後ろを横切ってくるのです。Tomyはトラブルを避けるために上野島に向かいました。

Mr.Brown ここでは岸沿いを流してブラウンを狙います。しかし、春に釣れたポイントをいくら流してもブラウンのアタリはありませんでした。どうやらMr.Brown は出張中のようです。日中ワカサギが湖面で騒いたので、彼等はそれを追って浮き上がっているのでしょう。

上野島のまわりは魚探に反応が出るわりには釣れません。上野島から勇助和田にかけて2周しましたが、アタリなしです。

その後、Tomyとなまむぎさんの2人ははフランス大使館別荘前に戻り、なんとかチビホンチビヒメを1本づつ釣って午前の釣りを終了。歌ヶ浜で釣る姫さんが作ってくれたサンドイッチを御馳走になり、しばらく休みました。

午後はまず、一分間流という土産物屋の桟橋で、釣る姫さんがエサ釣りをしはじめました。なまむぎさんが持参したイクラを付けて、延べ竿で釣ろうという作戦です。

すると、少年が投げたルアーを追ってきた35センチぐらいのブラウンがヒット。結局は糸を切られてしまったのですが、これには驚きましたね。8月だというのに中禅寺湖のブラウンは浅い所にも姿を見せるのです。真夏の真っ昼間ですからね、芦ノ湖では、まずあり得ません。

さて、そうこうしているうちに夕方が迫ったので、もう一度トローリングをすることになりました。今度はフランス大使館別荘前を中心に、なまむぎさんと2人でチビヒメをエサにして、しばらくの間レイクトラウトを狙ったのです。

しかし、期待を込めた大物狙いも結局は空振りでした。レイクもワカサギのナブラを追っているらしく、ときおり水面に大きな波紋が広がるのですよ。ワカサギを追っているときはワカサギエサでないと釣れないかもしれません。

結局夕方の5時ごろレッドコア7色、パーマークのウッドベイトというパターンでチビホン1本を追加しましたが、雷を伴う激しい夕立で1日目の釣りは終了です。あたりが真っ暗になるまで粘った甲斐はありませんでした。

一方キャプテン中越と釣る姫さんのボートは紅サシエサでヒメマスも狙ったので、まあまあ楽しめたようです。チビヒメを4匹とルアーで釣ったチビホン1匹。型はイマイチですが、飽きない程度に釣れたので釣る姫さんは大喜びでしたよ。

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一夜明けて3日は、やはり2時半に起きて真っ暗なうちに出漁しました。今度は釣る姫さんがパートナーです。釣らせないとブーイングを浴びせられそうなので、いろやってみたんですけどね、釣る姫さんはヒメマス釣りの方がお好みだったらしく結局はブーイングの嵐でした。カナダのSteelheadガイドの気持ちを少し理解することができましたよ。

ガイドというのは、なかなかストレスフルだと彼等は言っていたのですが、本当にそうかもしれません。日本のサラリーマンよりはマシだと思いますが・・・。

夏の中禅寺湖は魚がいる水深が安定するとキャプテンは言っていましたが、今年はそうでもないみたいです。確かにホンマスがいる水深は15メートルぐらいで安定しているのですが、その他の魚種はワカサギに合わせて移動していました。

ナブラじゃ! ひょっとすると、こんな時はナブラ目掛けてルアーをキャストするシイラ釣りのパターンが有効なのかもしれません。

複数のロッドにワーム、ミノー、スプーンなどをセットして、ワカサギの群れが大型魚に追われているところに近付き、大型魚の動きを予測しながらキャスト、トゥイッチ、そしてボートを回してまたキャスト、トゥイッチ。多分コレしかないでしょう。

上野島の近辺、つが、フランス大使館別荘前などでワカサギが上ずっているシーンが何度も見られたのです。そして、そこには必ず大物の気配が・・・。これから行く人はボートからのキャスティングで狙ってみるといいでしょうね。

この日の結果は夜明けから午前8時までで、結局チビホン1匹。キャプテン達はヒメマス3匹に終わりました。今さらながら芦ノ湖の魚影の濃さを思い知りましたよ。芦ノ湖はトローリングができる日本で唯一の釣り堀でしょう。入漁料1000円は本当に良心的な値段だと思いました。

というわけで、今回も貧果には終わりましたが、いろいろ教訓や次の戦いのヒントを得ることができました。禅寺での修業はつらく果てしないけれども、ここでの経験はきっといつか役に立つ時が来るでしょう。夢のような大物にいつか出会える日がきっと来ることを信じて次回に備えたいと思います。

やっぱり芦ノ湖は釣れる。これが最大の教訓かも・・・