
1997年11月16日 20:00
結局この日のトローリングは不調だった。酔っ払い3人組は湖で休んでいるカモを「鳥山じゃ、鳥山じゃー」と言いながら蹴散らしてウップンを晴らし。酒はどんどん進むがぜんぜんアタリはない。
湖尻の桟橋はかなり魚影が濃かったが、そこにいるのは放流直後のマスばかり。しつこく狙っても仕方がない。
桟橋の近くでしばらくキャスティングをしてみたが、フライでしか釣れそうもなかった。秋に放流したマスはなかなか手強いのだ。
今回は釣りの話題をこれぐらいにして、紅葉見物しながらサッカーの話に移ろう。今日イランに勝てば念願のワールドカップ初出場ぢゃ。
実は DADA 隊員と Tomy はサッカーをやっていたので結構詳しいのである。Tomy なんか小学校の時、読売クラブに入ったこともある。(けっきょく挫折したが…)
情けないことに Tomy はキーパーしかやらせてもらえなかったのだ。みんな点取り屋を目指しているので、キーパーの成り手がいなかったのである。だから新入りの子供がキーパーをやらされるわけ。
今はキーパーになりたい子供が多いと思うが、そのころ読売クラブに入る子供は全員フォワード志望。ボールを中心に子供達はゴンズイのように団子になって駆け回っていた。
本当にキーパーは孤独だった。誰も言うことを聞きやしない。守備をしているのはキーパーだけと言ってもいいほどだった。他の子は全員相手のゴールにボールを蹴り込むことしか頭にない。
そういう意味で、日本はサッカー後進国だと思う。ヨーロッパでは子供にもちゃんと守備を教えると思うが、日本ではそこまでしていなかった。今は教えているのかな?
1997年11月16日 21:00

皆さん今ごろはテレビの前にかじりついているのではないかと思うのだが、いかがなものでしょう? いよいよ1時間後にイランとの戦いが始まろうとしている。今回の戦いは、まだ崖っぷちではない。しかし、オーストラリアに寄り道するようでは「日本チームにフランスでの活躍はない!」と言い切ってもいいだろう。それほど今日の戦いは重要なのである。
さて、日本とイランの国民以外はどう見ているのだろうか? それでは Tomy が各国の人にインタビューしてみよう。まず、試合が行われるマレーシアの人達に聞いてみる。
マレーシア人「もちろん日本に勝ってほしいですよ。勝ってくれればサポーターの人達がたくさんお土産を買ってくれるでしょうからね。それにジョホールバルの悲劇なんてことを永遠に言い続けられてはたまりません」
Tomy「なるほど、マレーシアの人達は日本の味方だね。Tomy はシンガポールに行ったときジョホールバルに行ったことがあるが、日本企業の看板が本当に多い街だった。日本の発展なくしてマレーシアの発展はなかっただろう。マレーシアの人達はきっと応援してくれるね」
次に、負けた方と戦うことになるオーストラリアの人達にも聞いてみよう。
オーストラリア人「日本の方がお土産をたくさん買ってくれそうだから観光業者としては来てほしいです。でも、貿易の相手国としては最高のお得意様だから勝つと恨まれるし…」
Tomy「オーストラリアの人は、複雑な気持ちだろう。オーストラリア人にしてみれば、勝っても問題の少ないイランに来て欲しいのではないだろうか?」
いずれにしろ日本が勝った方がいいのは言うまでもない。しかし、イランはなかなか手強い相手なのだ。今、スターティングメンバーが発表になったが、日本のフォワードはぜんぜん点を取れないカズと先日の試合で再三の決定的チャンスに1点しか取れなかったゴン中山。
肝心の決定力では1枚も2枚もイランが上だろう。シュート力ではイラン絶対有利。運が味方しない限り相手を無得点に抑えるのは苦しいような気が…。この予選で6得点を挙げている中心選手のバゲリが警告累積で出られないのはラッキーだが、たとえ1点リードしていても最後の最後まで安心はできない。恐らく心臓に悪い試合になると Tomy は予想している。
1997年11月17日 1:00
イランは本当に手強かった。2点目を取られたときはもうダメかと誰もが思っただろう。今までのニッポンならこのまま負けていたに違いない。しかし、今晩のニッポンはこれまでと違っていた。最後まで必死に走って執念を見せたのだ。

中田のシュートをキーパーが弾いたところに岡野が走り込んだ
最後は野人岡野の投入がポイントだった。Tomy は「岡野いたのか、いいところに来た!」と思わず叫んでいたのぢゃ。他の選手が疲れ切ったところで入った岡野。彼の俊足が最後の最後に生きたと思う。
この勝利でサッカーの人気も少しは回復するだろう。最近良いニュースがほとんどなかったからとてもうれしい勝利だ。
ニッポン万歳。
\(ToT)/
頑張ればきっといつかいいことがある。そんな気持ちにさせてくれる勝利だった。