1998年2月11日

今回は久々に地元平塚の庄治郎丸を訪ねることにしました。今年良く釣れているという、ホウボウをルアーで狙うのです。この魚はご覧のように胸びれがうちわのような形をしていて、泳ぐ姿はまるで飛行機。主に砂地の浅い海底にいて、小魚やイソメ類を食べる肉食の魚です。

同行者は地元平塚のバスマンソル男さんですが、最近はASHINOKO ONLINEの影響でバス釣りをまったくやっていません。シーバスやタチウオのルアー釣りがよほど面白かったのでしょう。ソル男さんは「バスは食えないからね」と言って海に乗り出すことが多くなりました。

ソル男さんが Proshop RISE で聞いた情報によると、ホウボウの釣り方は常吉リグで、ワームは3インチの茶色、緑などがいいらしいです。

ルアー・ホウボウ

さて、庄治郎丸に着いて乗船表に名前を書き込もうとしたのですが、2人が乗るはずのルアー・ホウボウの乗船表がありません。『どうしたのかな?』と思って波平さんに聞いてみると…。

「おお、久しぶり Tomy ちゃん。なに? ルアー・ホウボウ? ああ、それならこれだよ」

と言ってキス乗合の乗船表が差し出されました。よく見ると(ホウボウ)と書いてあるじゃありませんか! カッコ付きですが…。

「ホウボウだけだと飽きちゃうからね。キスを狙いながらやってみて」

「ああ、そうなの。な〜んだ。キスも狙うのか・・・」

少々拍子抜けしてしまったのですが『キスの天ぷらも悪くない』と思い直してルアーマン2人はキス乗合船に乗船しました。天気は上々、風も穏やかでベタ凪状態。富士山も白く雄大な裾野を広げて我々を歓迎しています。

しかし、景色を眺める暇もなく、5分も経たないうちに船は海底の様子を魚探で探りはじめました。相模川河口沖水深25メートルぐらいのところでしょうか?

『なんだよ、完全にキス釣りのポイントじゃん。ホウボウなんか釣れるのかね? もっと方々探し回ってくれにゃ!』

ヒメジそう思いながらジグを落とし込んでみたのですが、Tomy は5分で飽きてしまいました。まったく釣れる気がしなかったのです。Tomy はルアーロッドを放り出し、キス竿を握りました。キス竿を持ってきたのはたまたまなのですが、適当な竿がそれしかなかったという噂もあります。

しばらくして、ご覧のようなヒメジとか、トラギスに混じってポツポツとキスもアタリはじめました。しかし、水温が低いせいか食い込みが悪く、最初のアタリであわせるとキスはことごとくすっぽ抜けてしまいます。

PE ラインだと小さいアタリも敏感に感じるのでアワセを我慢するのが大変なんですよ。プルプルッときたら少し送り込んで待たなければなりません。そうすれば3回のアタリで1匹ぐらいは何とか釣れるみたいです。

ホウボウ餌の付け方も難しいですね。キスのサイズが小さいので太いジャリメを付けると食いが悪いようです。たらしを多くするのもダメみたいでした。先っぽだけ食われてしまうんですよ。じゃあどうすればいいかと言うと、小さめのジャリメを付けるか、大きいやつは頭の太いところをナイフで切り落としてから付けるといいようです。

午前中は渋かったのですが、午後になってようやくキス釣りの仕掛けにホウボウも当たりはじめました。

ソル男さんは常吉リグで、見事にホウボウを釣り上げましたよ。Tomy にもホウボウらしいゴツゴツッというアタリが1回ありましたが、残念なことにラインブレークで逃げられました。

結局ホウボウは2人で1匹という貧果でしたが、全体的にも釣果はそんなものでしたね。いい人は30センチ級を2匹釣っていましたが、ゼロの方が多かったです。

波平専務波平さんに言わせると、先月はけっこう食ったということなんですが、急に調子が悪くなってしまったらしいす。そのセリフは聞き飽きたっちゅーの!

船は3時頃平塚港に帰り、結局 Tomy がキス12匹、トラギス1匹。ソル男さんが本命のホウボウ1匹、キス8匹、ヒイラギ2匹という戦果でした。

「どうだった? ホウボウ釣れたの?」

「1匹来たけどバレちゃったよ。早くシイラ船出してチョ!」

「みんなそんなことばっかり言ってるんだよな。大丈夫! 今年はシイラ早いよ。沖縄では3カ月早く釣れだしたからね。6月1日から出すと思うよ」

というわけでして、あと3カ月半待てば待望のシイラ釣りが始まるらしいです。それまでは芦ノ湖と Golden Week の岩手遠征、シーバスのミノーイングでうっぷんを晴らそうかな。

さあ、来週はいよいよスーパードリームカップです。