芦ノ湖でフライフィッシング

1998年3月19日

赤猫とまとのやつ、釣り日誌を書け書けとうるさいんだ。木曜日にチョットだけフライキャスティングの練習をしに行ったんだけど、本当は書きたくなかったぜ。

何でかって? そりゃあ、その、なんだよ。ボウズだったのさ。結局のところ。

でもまあ、とまとが釣り日誌のためにせっかく挿入歌を作ったと言うから聴いてやってちょうだい。本文には何の関係もないけど、書け書けとうるさいから仕方ないよ。本当にクダラナイけどさ・・・。

チョコレートは明治(MIDI)

♪チョット れんしゅー♪

♪チョット れんしゅー♪

♪チョトれんしゅーは メ・イ・ジ♪

というわけで、不本意ながらボウズの報告をすることになったのだが、前回、芦ノ湖で久々にフライロッドを振ったせいで、久しぶりにフライをトコトンやりたくなってきたんだ。

何カ月もパチンコから遠ざかっていたのに、フラッとホールに入ったらいきなり大当りなんてことがあるでしょ。そうするとまたハマッちまうんだよ。人間てやつは。先週はほんの30分ばかりロッドを振ったのだが、第1投でチビが1匹かかって気を良くした。そこで、今回は平日だけど、チョットだけ練習をしに行ったというワケ。

天気が2日ばかり良かったので禁断症状を抑えきれなくなったんだな。午後から風が強くなるという予報は知っていたけどさ。

10時宮の下、気温10度で上天気。しかし、湖尻に着いたらかなり風が強かった。気温7度で湖面にはさざ波。雲なんかチョット目を離したスキに子豚の形からキリンに変身だ。

「あれっ! 珍しいじゃんよ。平日来るなんて」

「週末天気悪そうだから練習に来たのさ」

Tomy は11時から2時までという約束でモーターボートの代金を値切って出発。まずはキャンプ場沖で岸から60メートルほど離れてアンカリングした。

G-Loomis 1208GLX はスティールヘッド用の10ftだが、強風に打ち勝つパワーがある。タイプ3のラインが「イチ・ニノ・サン!」で簡単にフルライン出てしまうのだ。軽いから10ftの長さは感じないし、このロッドは最高だね。

Tomy は1ドル100円未満の時に買ったから5万円しなかったけど、今は7万円ぐらいだろうか? これほど楽にフルライン出せるロッドは他にないと思う。特に腕力がない人にはオススメ。

でも、欠点がないわけじゃない。1点に力が集中すると、すぐポキリと折れちゃうんだ。Tomy も1回折ってるし、カナダに同行した人も1回折った。修理はアメリカにバット部を送らないとできないから時間がかかるよ。

特に Tomy が折ったときなどは本当にあっけなく折れたので驚いた。サーモンフックをピックアップしたらフックがロッドに当たってポッキリさ。SAGE なら何ともないが GLX はダメ。

したがって、このロッド1本しか持たずに海外へ行くのは危険だ。必ず予備は他メーカーの物を用意したほうがいいだろう。特にスティールヘッドの時はね。

よくよく考えてみると、カナダでスティールヘッドを釣ってからフライフィッシングをあまりやらなくなったような気がする。あまりにもスティールヘッドの印象が強すぎて、日本でヤマメやイワナを釣るのがばかばかしくなったのだ。

カナダに行っても運が悪ければ釣れないけど、あれを一度味わうと病気になっちゃうよ。Tomy は3年連続で通ったもん。あれは麻薬だね。

簡単に言うと、川でシイラを釣っているようなものなんだ。90センチもあるやつがドライに出たりするんだから…もう、口から心臓が飛び出そうになるぜ。

さてさて

本日の課題

まず、フルラインキャストは追い風を利用したから、すぐにできるようになった。まあ、GLX なら風がなくてもそれなりに投げられるだろうし、これは合格。

次にカウントダウンだが、これは10カウントから50カウントぐらいまでいろいろ試したのにアタリなし。魚はいるはずなので時間が悪かったのかもしれない。ロッドを振り始めたのが11時20分だから少々遅かったと思う。

昼ごろになるとかなり風は強烈になってきた。毎秒10メートル前後で足元にラインを落とすとボートの外に吹き飛ばされてしまうほどだった。

仕方なく深良水門の近くに場所を移したが、ここは風がグルグル回って一定しなかった。ルアーの人がヘラ釣り用の竹竿が立っているポイントでいいサイズを上げたがこちらには何の反応もない。

突風にあおられてキャップはすっ飛ぶし、バックキャストはどんなに頑張っても15メートルほどしかラインが伸びなくなった。そこから先はまるで見えない壁があるかのようだ。

こうなるとルアーの方が圧倒的に有利だ。軽い3グラムのスプーンでも50メートル近く飛ばせるだろう。ルアーロッドを持ってこなかったのを悔やむが後の祭りである。

2時近くまで頑張ったが、アンカーが利かなくなったのでさすがにもうダメ。水深8メートルでアンカーロープを25メートル出してもズルズルと動いてしまう。瞬間最大風速は20メートルぐらいだったかな?

その後は桟橋にボートを固定してしばらく粘ったが、やっぱりダメだった。水温も急に下がって食い気はまったくなし。放流日の前日で魚影もうすいから最悪の条件だったということにしよう。

次回は必ず釣ってやる!