1998年3月28日
今日は実にいい天気。風がほとんどなく、気温も朝から10度以上。釣れなくても天気のせいじゃありません。朝6時の表水温は既に7度まで上昇していました。
前日には1.5から2キロのニジマスが1.5トン放流済み、「大きいのがいない」とも言えやしない。釣り日誌を書いている者にとってはかえってツライっすよ。釣れないのを天気や漁協のせいにできないんだから…
でも、釣れないときのために言い訳をひとつぐらい用意しなくちゃね。右の写真は KEN 坊の釣り友達“ゴミ拓”から届けられたフライですが、まだ作った本人さえ実績が1度もないという代物です。
そこで・・・
『これで釣っていたなら少しは言い訳になるかな?』
と思って朝からこの1本で挑戦することにしました。バルサ材でフックを挟み、マジックで着色後コーティングしてあるのですが、実にオタクっぽいでしょ。必殺のアオミドロで釣っても面白くありません。常にチャレンジしなくては。
まずモーターボートで向かったポイントは早川沖、水深約9メートル。Tomy はタイプ3ラインでフライフィッシング。KEN 坊とミスター・マジックがルアーキャスティングを開始しました。
このポイントは大人気で、7時には満員札止め状態。『ASHINOKO ONLINE を見ている人って結構多いのかな?』と、チョット疑いたくなるような状況です。はるばる元箱根や箱根湾のモーターボートも数多く来ていたんですよ。ボート屋さんも今ここが一番ホットだとお客さんに教えているのでしょうか?
さて、釣果の方はというと・・・これが最悪でした。魚はあちこちでライズするのですが、ボートとボートのちょうど中間あたりにライズするんです。明らかにボートが敵だということをマスは察知しているようですね。魚はいるけどプレッシャーが高すぎる!
ファーストヒットはミスター・マジックでした。「ヒットー!」なんて大声出したけど、何か様子がおかしい。ズリズリと引き上げたのはご覧のビニール。書くことが何もないよりはマシだけど、清掃係じゃないんだから…
KEN 坊もアタリを感じたものの光速のバラシで引きを味わう余裕はまったくありませんでした。結局ここで10時まで粘ったものの釣果は Tomy のレギュラーサイズ1匹のみ。他の人達もほとんどボウズで、55センチほどのニジマスが1匹上がったのを見たぐらいです。岸から釣っている人はもっと悲惨。ルアーマン、フライマンは全員出家してました。
魚はたくさんいるけど、ルアーに対する反応は鈍かったぁー。天気のいい土日は人の方が魚より活性高いですね。収穫はゴミ拓のフライに実績をプレゼントできたことぐらいかな?
まだノーネームのフライだから、この際ネーミングをさせてもらいます。オタッキー・ラパラなんていかがでしょう? シャフト後端から飛びだしている部分を削ってマラブーテイルを付ければもっと良くなるはずです。
ルアーに近いフライということで、なかなか面白い。細かい細工が必要だから凝りだすとキリがないけど、そこがまた楽しい。プレッシャーの高い週末の芦ノ湖では活躍しますよ。
使ってみた感想ですが、このフライは浮力があるのでタイプ3ラインで沈めてやるといいみたいでした。根掛かりはしにくいからオカッパリにもいいでしょう。ただ、空気抵抗で失速しやすいのでリーダーはチョット太めの2Xを使用しました。
さて、その頃キャプテン中越とジュニアの治樹君はというと・・・、アマゴ狙いのトローリングをしていました。
9時過ぎに合流した時は釣果なしでしたが、そのあと深良のワンドでニジマスが1匹釣れたようです。今年はなかなかトローリングで釣るのも難しいのがわかってもらえたかな?
いや、本当にシブイですよ。
去年までならもっと簡単にたくさん釣れたのに、今年は少々手強くなっているのです。50センチぐらいの型は結構いるものの、全体量はかなり少ないでしょう。