ばるオジサン第2海堡を語る

やっと釣りのシーン

ビシュッ!さて、釣り場に行ってみると、猫落としにはアベックのルアーマンが入っていました。そこから順に Nobit、Yos、Tomy の順に並んで、Tomy は四畳半の真ん前です。日は猿島の方角にだいぶ傾き、風は弱く海は凪いでいました。

ボラの大群が“ほらほらほらほら”と目の前を横切っていきます。たまに大きいのが元気良くジャンプしていますが、ちょうど干潮の時間で潮は動いていません。

Yos さんは1オンスジグを思いっきりキャストしました。ボラでも引っ掛けようという作戦か?

『ん?』

なかなかいい引きしてる。これはボラじゃないぞ。よーし! シーバスだ。Tomy が持ってきたタモが早速役に立ちました。叉長55センチ、全長は61センチぐらいでしょうか? 春のシーバスとしてはいい型です。

やったね時刻は5時ちょうど。干潮から10分も経っていない時間でした。ここのシーバスは潮にはあまり関係なく釣れるようです。

なまむぎ隊長が釣った時間は下げ潮半ばでしたが、下げ止まり間際にも隣のオジサンが釣ったと言うし、案外大潮は良くないかもしれません。大潮だと潮が速すぎて、かえって難しいでしょう。

そう言えば、Yos さんが話をした常連会のオジサンは中潮が最高だと言っていたみたいだし…。

これを見て Tomy もようやくエンジンに火が入りました。

『まずはアスリート12センチで様子を見よう』

シュッ!

1投目は約35メートルの飛距離。でも、もっと飛ばさないと四畳半から沖の潮目には届きません。2投目は1投目の倍の力を込めて風を切りました。

パスッ!

何とショック切れ。ショックリーダーを14ポンドにしたのがまずかった・・・。買ったばかりの大事なミノーをわずか2投目で失って、ちょっとショックです。よくやるんですよね、買ったばかりのルアーは重さに慣れていないから。

でも大丈夫。ここにはビミニツイストをわずか1分で完成させるYosさんが控えているのです。自分でやったら3分はかかるので、ここは Yos さんにやってもらうことにしました。

「Yos さん、得意のビミニツイストを見せてよ」

Yos さんはラインを25回ほど2本縒りにすると、それをアッという間に短く引き絞りました。本当に瞬く間の出来事です。それをまずハーフヒッチして、さらにほどけないように最後は慎重に末端を処理する。その間本当にジャスト1分間。

「うひゃー、こりゃはぇー!」

Tomy は感動しながら2つ目のルアーを選びました。選んだルアーは Maria のマールアミーゴ21グラム。こいつは空気抵抗が少ないブッ飛びバイブレーションプラグです。

今度はショックリーダーが8号だからショック切れはないでしょう。Yos さんを信頼して、渾身の力を込めてルアーをブッ飛ばしました。

バシュゥー!

今度は60メートルぐらい飛んだでしょう。 着水後すぐさま高速リトリーブを開始しました。