1998年5月9日
まったく、芦ノ湖の話題にたどり着くまでに原稿用紙15枚分も書いてしまったよ。ここまでちゃんと読んでいる人が何人いるのかな? ひょっとしてロボットサーチエンジンだけだったりして…
まあいいや、とにかく芦ノ湖に着いたところから話を始めよう。5月9日は5時半に芦ノ湖到着。その頃湖上には既にボートが散らばっていた。実はゴールデンウィーク開けから出船時間が5時に変更されていたのである。
急いで用意をして6時出船。この時点で表水温は14.9度だった。しばらくハーリングをしていたが、深良水門まで行くうちに小型が2匹ヒット。慎重に魚探で群を探していると、どうやら水深15メートルほどの沖を群が回遊しているようだ。
7時に深良水門沖水深15メートルにアンカリング。いよいよダブルホールの手ほどき開始である。Tomy は10ft#8、腹Timerさんが新しく買った SAGE の 9ft #7 にそれぞれユニフォームシンク・タイプ3というタックルだ。
カウントダウン無しからはじめて15秒、30秒と深度を深めていく。30秒まで沈めるには No.21で紹介した♪がらがらブギ♪2回を歌えば、だいたい適当。
7時半頃になって Tomy、ワンキャスト・ワンフィッシュ状態に突入。小型ながら3匹連続の入れ食いモードだ。少々風が強かったので腹Timerさんはこのときルアーキャスティングをしていたのだが、ルアーには見向きもしないらしい。
「今がチャンスだから早くフライをはじめるように!」と指示したのだが、腹Timerさんはヘボキャスト連発で結局チャンスを逃がしてしまった。約30分間ダブルホールを「ああでもない」「こうでもない」「とんでもない」と厳しく指導。しかし、それほど簡単にダブルホールが完成するはずもなかった。
ヒョロリロリ ヒョロリロリ ヒョロリロリ…
と、そこへ最近チャットに現れる謎の女性ねこさんから突然の電話。
「もしもし、あっ! どうも」
「おおばですね。今こちらは深良水門の沖にいるんだ。すぐにアンカーを上げてそっちに向かうよ」
どうやらねこさんはおおばの近くにいるらしい。Tomy は前日に西岸まで引っ張る約束をしていたのでアンカーを上げることにした。
すると、そこへトローリングをしていた Kattz さんが通りかかったので短い会話。どうやらあちらも小型ばかりのようだ。場所を kattz さんに譲って Tomy 達は湖尻の桟橋に向かっていった。
あと少しで湖尻に到着するというときに、もう一度電話が鳴ったので詳しく服装などを聞いて探し回るが、それらしい女性はどこにもいない。
ガツッ! 「あー」
その時、第1の事件発生! 浅瀬でキョロキョロしながらボートを回していたら、ヘラブナ釣り用の竹竿に魚探のステーをぶつけてしまったのである。アルミの棒はグニョリと曲がってしまった。
(T⊥T)
結局ねこさんは見つからず、その後はハーリング2本とトローリング1本の引っ張りモードに移行。飽きない程度にポツポツ釣れ続け、11時頃までに数本を追加した。
ガクン ガクン ガクン!
「よっしゃぁー! これはちょっといい引きだよ!」
Tomy のフライロッドに明確なアタリがあり、ちょっといいサイズがハリ掛かりしたようだ。腹Timerさんに操船を代わってもらい慎重に引き寄せていく。
が! ここで第2の事件発生! 取り込みをしようとした瞬間だった。
ルルルルル・・・
何と! 魚が暴れてスクリューにラインが巻き込まれてしまったのである。幸いフライラインに傷はつかなかったのだが、お魚は「アバヨ!」
ここで一旦、引っ張りモードからキャスティングに戻ることに…