1998年5月30日
朝の芦ノ湖はひどい霧でした。およそ30メートル先が真っ白で何も見えないのです。そこに現れた本日のメンバーは、まずソル男さんと奥さんのイカ部長。少し遅れて Tomy は“副操縦士”腹Timerさんの車で到着しました。
モーターボートに4人はちょっとキツイのですが、この天候ではやむを得ません。濃霧の中でトローリングをするには何よりも地理に詳しいことが必要なのです。このメンバーの中でそれができるのは Tomy だけでした。
Tomy はトローリングロッドを4本、それに魚探とコンパスをセットして真っ白な雲海にボートを進めました。まずは海賊船桟橋をかすめ、あとは水深を頼りにキャンプ場の沖を通って深良水門を目指すのです。
霧の中からぼんやり姿を現わした海賊船はおどろおどろしく、今にも海賊が襲いかかってきそうな雰囲気でした。まるでディズニーランドにいるようで、子供のように胸がわくわくします。
とにかく岸はまったく見えません。こうなると魚探とコンパス、それに耳だけが頼りです。鳥のさえずりで岸が近づいたことを知り、かすかなエンジン音でボートの接近を知るのみ。少しも気が抜けません。
そこで、慣れるまでは岸に近づかないように沖をグルグル回ることにしました。真っ直ぐ進んでいるつもりだったという噂もありますが・・・。
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