今年初めてのシイラ釣り

1998年6月23日

6月21日、日曜日。濃い雨雲に一瞬だけポッカリと穴が開いた。20日の天気予報では21日午前が曇り、午後から所により雨。風は北寄りの風1メートル、のちにやや強くなるとのことだった。

ニャン吉により20日土曜日午前にシイラ警報発令。シイラの接近を知らせるけたたましいサイレンが ASHINOKO ONLINE に鳴り響いた。雨にうんざりしていた隊員達に待ってましたの招集命令だ。シイラが純真無垢のまま千葉方面に移動するのを何とか相模湾で食い止めねばならない。

シイラ警報にこたえて臨戦態勢の Tomy、DADA 隊員、ソル男の3名が出撃することになった。いよいよ Shonan Rockets の出番だ。

「スクランブル発進してシイラを迎撃せよ! シイラを無傷で千葉に行かせてはにゃらにゃい! 今こそサバで鍛えた腕を見せるノラ!」…司令官ニャン吉の鼻息は荒かった。

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21日午前5時、敵をおびき寄せるポッパーやスプラッシャー、食わせのアイルマグネット、必殺の邪悪ベイト等を装備した3名が平塚の庄次郎丸に集結。1年ぶりにライズのトップガン戦士たちと再会の挨拶を交わした。

準備万端南方でのマグロ釣りから帰ったばかりの masa 田中さん、真っ黒に日焼けした田味さん、そしてあいかわらず毒舌冴えまくりのイシイちゃん。いずれ劣らぬトップシーラーのおでましだ。

彼等がアルゼンチンとすれば我が Shonan Rockets はニッポン代表のようなもの。格の違いと言うか、決定力の違いと言うか、とにかく見た目以上のギャップがそこにはある。道具だけそろえても中身は“初心者にうぶ毛”なのだ。

「今日は釣れそうだね。風もないしさ」(DADA 隊員)

「うーん、サッカー日本代表よりは俺達の方が決定力あるんじゃない?」(Tomy)

「たいした決定力じゃないけどね。僕なんか、とうとう去年は1匹も釣れなかったし…」(ソル男)

実はソル男さん、今までシイラ船に乗ってもサバしか釣れたためしがないのだ。先日乗ったシイラ船も結局はサバ乗合いだったラシイ。

「今日は8フィートのロッドにアイルマグネット、6フィートの Deck Stick Twitch'N に邪悪ベイトの2本立てだぜ」(Tomy)

「僕は3本だよ。1本はサバ用のジギングロッドね」(ソル男)

「最初から守備的ですね。今日こそシイラでしょ?」(DADA 隊員)

「シーズン初めはドデカルアーですよ。でかいルアーには大物。これ、真理です」(田味)

そう言う田味さんは自作のドデカミノーをセットしていた。ラインは20ポンド300メートル。リールは Twinpower 8000という重装備。

「サメ以外なら、どんな大物でもかかってきんしゃい!」という大物仕掛けである。やっぱりシーズンはじめはこれぐらいの心意気でなきゃいけない。

「ヨシ! みんなそろったから乗船名簿に名前を書いて船代払ってこよう」

ロケッツ発進10分前

Tomy はそう言うと受付に行って乗船名簿に“Shonan Rockets 3名”と書き込んだ。まったく恥かし気もなく…

「なんだよトミチャン、景気のいい名前考えたな」(波平専務)

「そう、今日からこの名前で行くカンネ。よろしく!」

Shonan Rockets について