1998年8月12日
今回は長野の別荘にひとりで出掛けた。誰かゲストが来れば犀川でカヌー下りができるのだが、残念ながらみんな忙しくて来られなかったのだ。しかし、こういう時こそ別荘のまわりを探索するチャンスかもしれない。1時間以内で行ける所に何があるのか探ってみるのも良かろう。

まず最初の写真は“田毎の月”で有名な姨捨(うばすて)の棚田である。ここまでがだいたい20分で、この下を千曲川が流れている。山の反対側に下れば、そこは犀川。カヌーで下るなら犀川の方がいい。
千曲川はこの時期、アユ師が多すぎるのだ。最近のアユ師は10メートル以上の竿を振り回すからトラブルが避けられないだろう。その点、犀川なら水量が多くてアユ師も少ないからカヌー向きと言える。
しばらく山を下って千曲川を渡ると、そこは更埴市街。ここは長野市に勤める人のベッドタウンだ。ケンタッキー、マクドナルド、ガストなどがあって伊勢原とほとんど変わりない。スーパーで売っている魚も長野県にしては充実しているようだった。
でも、この町の目玉は何と言っても野菜や果物だろう。なんと都会の3分の1の値段で新鮮な野菜や果物が手に入る。更埴市に行くことがあったら燃えるあきんどの店という八百屋に行ってみんしゃい。大きなスーパーの駐車場に隣接しているからすぐわかるよ。この店の意欲的な価格破壊にはきっと驚くと思う。
さて、更埴市から国道18号線を長野方面に向かうと、およそ20分で犀川・千曲川の合流点川中島に着く。誰でも知っていると思うが、ここは武田信玄と上杉謙信が戦った古戦場だ。
上の写真は上杉軍の旗印で毘沙門天の“毘”。この旗を見ると敵は戦わずして震え上がったらしい。そう言えば何となく不気味な文字だ。
でも、川中島は現在公園になっていて、古戦場という雰囲気がまったくない。下の写真を見れば長野県民ののんきさがわかるだろう。なぜかトイレに名前がついているんだ。
「ちょっと“古戦場の風”に行ってくるね」とか、「“霧の川中島”に行きたい」なんて、暗号として用いるといいかも…
このトイレを作った人はきっと痔だと思うな。痔の人にとってはトイレが戦場なのさ。“うん!”きっとそうだよ。