狼少年 Kenya

Outdoor Life

午前中だけで、約5キロの釣果がありました。るるぶの記事によると、キザキマスの年間漁獲高は約500キロということなので、年間漁獲高の1/100を4時間あまりで釣ってしまったのです。あまりにも釣りすぎて、ちょっと罪の意識を感じましたよ。本当に貴重な魚ですからね。

キザキマスの薫製入漁料はふたりで2000円、モーターボートが6000円でしたが、中禅寺湖のヒメマスがキロ3000円ぐらいで買い取られることを考えれば、十分すぎるほど元を取っているでしょう。

40センチちょいのキザキマスは約800グラムですが、こいつの炭火焼きは3000円以上の価値があります。(かなりうまいですよ)

この日の夕ご飯には小物を焼き、余った大物はご覧のように薫製にしました。これから食べるんですけど、うまそうです。実はこの日、妹夫婦も別荘に来ていまして、夜は盛大なバーベキューパーティーと花火大会になりました。

周りに民家がないので騒ぎ放題なんです。花火が終わったあとで、いろいろ話をしたのですが、その中で面白かった話を書いて今回の釣り日誌を終わりましょう。

妹は小学校の教諭をしていますが、最近の子供は過保護で呆れることが多いと嘆いていました。ぼくらの育った頃は、いじめられて泣いた子が負けだったのに、今は泣いた者勝ちなんですって。些細なことでもすぐに先生に言いつけるらしいですよ。妹の話だと、特に男の子が情けないようです。

Tomy なんか、いじめを遊び感覚でやっていましたけどね。いじめられた子も、よほどひどくないかぎり、泣いてその場でおしまいでした。

たとえば、どんないじめをやったかと言うと・・・

小学校4年ぐらいの時でした。近所にトミオ君というチビがいたんです。悪ガキ達は、よく野球をやっていましたが、トミオ君はチビなのでいつもみそっかす。ピッチャーなんか当然やらせてもらえませんでした。

ところが、あるときトミオ君は親に買ってもらったロジンバッグを広場に持ってきたんです。ほら、ピッチャーが手の滑りを止める粉が入っている袋です。多分それを持っていけばピッチャーをやらせてもらえるとでも思ったのでしょう。

しかし、ロジンバッグは、いじめっ子達の格好のエジキになってしまいました。Tomy 達は面白がってトミオ君からロジンバッグを取り上げ、パスしはじめたのです。

「S君、パース!」

「M君、パース!」

悪ガキ達はロジンバッグをパスするたびに、1回ずつ地面にたたきつけました。滑り止めの粉が飛び散って、ロジンバッグはどんどんやせ細っていきます。それを見て、トミオ君はロジンバッグを取り返そうと必死に走り回る。

しかし、チビだから間に合わない。いじめっ子達はどんどんパスを繰り返すのです。トミオ君は顔を真っ赤にして泣きじゃくりながら走り続けました。そして、とうとうロジンバッグはタダの袋になりました。粉はもう残ってません。

ヒドイ、ヒドスギル!

でもね、昔は「そんな物持ってくる生意気なオマエの方が悪い」と言えたわけです。時代は変わりましたよ。今だったらトミオ君は即座に先生や親に言いつけに行くでしょう。いじめっ子達からロジンバッグを取り返すのは、すぐにあきらめるはずです。昔は、どんなチビでも相手に食らいついていったんですけどね。

ホント、今どきの子供はまったく根性がないんですって。多分【巨人の星】を見ても喜ばないでしょう。壁穴キャッチボールを真似しようなんて子供もいないはずです。Tomy なんか、わざわざふすまに穴を開けましたがね。

今じゃ子供は貴重な国の宝ですよ。いやホントに・・・