災い転じて福となす

1999年6月12日

『釣りに行きさえすれば何とかなるだろう』

今回の登場人物、アバウ党の Tomy と Kenya はそういう考え方をします。つまり、何時から釣りをはじめて、何時に休憩。お昼はどこで何を食べる・・・なんて予定は一切立てないんです。決まっているのはアバウトな出発時間だけ。

アバウ党は『釣りにハプニングは付き物』、『ハプニングを楽しんじゃおう!』、『予定通りに事が運ぶ釣りなんて、面白くない』と割り切っています。ちょっと予定が狂うと1日が台無しになってしまうという人はアバウ党を見直してください。アバウ党員は規則正しい生活や家計簿をつけるような作業には向いてませんが、そのかわり気持ちの切り替えが早く、ハプニングに強いのです。

さて

アニメーション、見られましたよね。実は木崎湖に向かう途中、Tomy は宮ケ瀬湖のそばでケーサツにパクられてしまいました。なんでも40キロ制限のところを65キロで走っていたそうです。罪の意識ですか? そんなもの、コレッポッチもありません。暴走ってほどじゃない。流れに乗って走っていただけですから。

こういうとき、あなたの精神状態はどうなりますかね? いつまでもムカついて、自分を見失ってしまいませんか? もしそうなら、あなたはアバウ党員ではありません。アバウ党員は自分の不幸を笑い飛ばし、ケロッとすぐに忘れます。

『罪もない人を捕まえなければならない交通課の警官なんて、哀れなサラリーマンだよな』

『これで釣り日誌の書き出しに困ることはないぜ』

『“災い転じて福と成す”といきたいもんだな』

Tomy はこのように考えて、ケーサツを笑い飛ばしました。罰金18,000円は痛いけど、苦笑いしながら切符にサインしましたよ。ケーサツの人とも親しげに話しちゃいました。 制服を着ているときは鬼だけど、制服を脱げばケーカンも善良なオジサンなんです。憎んじゃいけません。憎むなら暴走して死ぬ奴等を憎みましょう。

こんなときはガードレールを1枚寄付したと思えばオッケー。それで尊い命が救われるかもしれないからね。“失敗は成功のもと”、“災い転じて福と成す”、このように考えることで立ち直りが早くなり、むしろ釣りに集中することができるのです。

その証拠がこれですよ。ジャジャーン!

キザキマス爆釣!

なんとなんと、Tomy達は幻の魚と言われるキザキマスをバカバカ釣ってしまいました。しかも、40センチ以上の立派な3年魚が4匹も混じってマス。これぐらいになるといい引きしますよ〜。脂が乗って味も高級サーモンですからね。

まさにまさに、今回は“災い転じて福と成す”という感じでした。