MP3 ボイスメモ

1999年8月20日

現在いちばん売れている電化製品と言ったら、文句なしに MD プレーヤーだろう。MD プレーヤーはポケットサイズだし、CD プレーヤーと違って録音できるところが便利だ。遅ればせながら Tomy も今週、MD Walkman を手に入れたので、さっそく今回の釣り日誌から活用してみたいと思う。

だが、その前に、Tomy が MD Walkman を選んだ理由に触れておかねばなるまい。実は電器店に行った目的は、当初 MDプレーヤーを買うことではなかったのだ。Tomy が欲しかったのは、ボイス・メモなのである。テープでも IC メモリでも、方式は何でもいい。とにかくコンパクトで釣りに持って行ける物が欲しかった。

釣り場で思いついたセリフやギャグ、パロディー、替え歌、メロディーなどを大量にメモするにはボイス・メモが最適だ。楽譜なんか読むことすらできない Tomy にとって、筆記用具だけでは不十分なのである。

そこで、電器店で最初に手に取った商品は、IC メモリ内蔵のボイス・メモだった。これはテープや MD などのメディアが不要だから、電池さえ交換すれば何度でも使える。しかも、わずらわしいイヤホンもいらない。IC メモリ型は携帯性に関して申し分なかった。値段も1時間録音できるもので1万円前後だから入手しやすい。

しかし、ここでパッと MIDI のことが閃いた。MIDI 音源から直接 CD 並みの音を録音できるから、MD の方が活用範囲が広いと考えたのだ。イヤホン、マイク、ステレオ・ミニプラグなどが必要だし、耐久性にもやや難があるが、MIDI を扱う Tomy にとって、高音質は捨てがたい魅力だった。そこまで考えると、あとは機種選びだけだ。このあとは消去法で機種選びがアッという間に進行していった。

  1. ボイス・メモとして使えるか? → 再生専用は× → 録再機に絞り込む。
  2. できるだけコンパクトで軽い → 分厚いのは× → スロットイン方式は分厚いからサヨウナラ。(耐久性ではスロットイン方式が優れているが…)
  3. 充電池を常に満タンにしておきたい → 電池を使い切ってから充電しないと性能が落ちてしまう充電池は× → ニッケル水素充電池を装備したモデル。

この3つの条件を満たしている機種は現在、MD Walkman とPanasonic の SJ-SW90MD しかない。そこで、Tomy はこの2つを比較することにした。すると、まず値段では MD Walkman の方が9千円も安かった。かなり Walkman に気持ちが傾いたのは言うまでもないだろう。

しかし、釣りに持って行くことを考えると、耐久性では純チタンボディーの Panasonic 製に軍配が上がる。ここでは「安物買いの銭失い」という言葉が一瞬浮かび、Panasonic 製も一応眼中に入れ直すことにした。(Panasonic は MD Walkman よりたった4g軽いことを「同クラス世界最軽量」と誇らしげにうたっている)

だが、Tomy が2製品の決定的な差を見い出すのに、それほど時間はかからなかった。SJ-SW90MD というネーミングがどうにも許せなかったのだ。ネーミングにこだわる Tomy としては Panasonic 製を買うわけにはいかない。第一、文中にしょっちゅう SJ-SW90MD なんて書きたくない!

さて、前置きが長すぎるのも良くないから、ここらで釣りの話題に切り替えよう。まずは沼津周辺図を見てほしい。リンクを右クリックして新しいウィンドウで開こう。Mac の場合は Control ボタンを押しながらクリックしてポップアップメニューを出す。(target="_blank" は、XHTML では禁則なのだよ)

今回の釣り日誌は沼津が舞台なのだ。地図を部分的に拡大したいときは Windows の場合、拡大したいポイントの中央にカーソルを持っていき、右クリック。Mac の場合はコントロールボタンを押しながらプレスするとポップアップメニューを出すことができる。ポップアップメニューが出たらズームインを選ぶといいだろう。ズームインすると、画面をドラッグできるようになる。

それではまず、地図に示した真ん中の赤い○を拡大してほしい。ここには千本街道(380号線)で唯一発見した釣具屋「カタハマ」がある。じいちゃんがひとりでやっているちっぽけな店だから、店自体は目立たないが、隣にローソンがあるので、それを目印にするといい。

だが、カタハマじいちゃんに多くを期待してはいけない。じいちゃんは早起きだが、寝る時間はお子ちゃま並みに早いのだ。夜釣りの場合は地元でエサを調達したほうがいいだろう。きょうは閉店時間に間に合ったが、夜中に店の前を通ったときは、すでに灯が消えていた。

それに、じいちゃんはポイントを詳しく解説するほど商売熱心ではない。木崎湖のボート屋、パピルスおじさんと比べると口数は500分の1ぐらいだろう。(パピルスおじさんについては木崎湖の釣り日誌を参照されたし)

店の奥からじいちゃんが出てきたので、Tomy はまず、青イソメと赤イソメを1パックずつ買った。分量は前回の釣行でエサを購入したキャスティングの方が断然多かった。

ここで、Tomy が「キスを釣りたい」と言うと、カタハマじいちゃんは「原の方」と言って西の方を指さした。さらに Tomy が「海岸に出るところに何か目印はありますか?」と訊ねると、「点滅信号があるところならどこでもいい」という素っ気ない答えだった。

パピルスおじさんとは正反対だ。カタハマじいちゃんは必要最低限のことしか教えてくれない。パピルスおじさんのように木崎湖のすべてをよどみなく語りはじめられても困るが・・・

MP3 Sound のボイス・メモ(94KB)

これが、今回から利用する MD Walkman の威力だ。録音時のサンプリングレートが CD 並みだから MP3 に変換しても音質の劣化がさほど目立たないだろう。面白いので、これからバンバン使っていこうと思う。(耳が腐っても責任は負いかねます)

第2放水路

最初にたどり着いたポイントは、あとで知ったのだが第2放水路近くの原海岸だった。写真は目一杯明度を上げているので、実際にはもっと暗かったけどね。