安物買うか、藤原紀香?

サーフ徒労リング

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1999年8月28日

ガン玉の歌があまりにオバカなので、思いついた途端に吹き出してしまった。本当は下の4行を歌うつもりだったのだが・・・

♪ガンダーマ ガンダーマ♪

♪だいたーい 2Bで いーんでない♪

♪ガンダーマ ガンダーマ♪

♪どこにー あるぅー ガンダーマ♪

さて、ガン玉が見つかったので、いよいよスズキ家のみなさんを迎える準備である。Tomy はサーフライトを誘導式にして、ハリの上40センチぐらいに2Bのガン玉を1個打った。そして、ハリに青イソメを房掛けにして・・・

まずはウキ下1メートル半で放水口の沖30メートルに投げ込んでやった。前々回、ここでルアーマンが60センチオーバーを釣っているし、今夜は満月。何かが起こるような気がして、しばらくはウキを真剣に見つめていた。

しかし、30分経っても何も起こらなかった。エサも食われていない。Yos さんが「ウキ下をもっと長くしてみたら?」と言うので2メートル半ほどに直したが、その後もウキは消し込んでくれなかった。

そして、とうとう3時過ぎには、ふたりとも深い眠りに落ちてしまった。

気がつくと、いつの間にか沖の船が見える明るさになっていた。鳥がどこからともなく集まって、海面をグルグル偵察しはじめる。浜でたき火をしていた漁師達も戦闘準備を開始した。

『もうすぐナブラが立つ頃だ』

Tomy は作戦変更のため、サーフライトの回収にかかった。

『ん? 何か付いている!』

『あっ、クサフグゥ〜。これじゃ、釣れないわけだよ』

しばらくすると1キロほど沖で鳥が海面に突き刺さりはじめた。大きなナブラだ。釣り船が猛然とダッシュする。舳先にはタタキ竿を持った男が乗っているようだ。群は船に追われて次第に近づいてきた。500メートル、200メートル、そして射程圏内。

『今だ!』

飛距離を稼ぐため、海草テンビンにピンクの弓ヅノを付けてフルキャスト! まだ空気抵抗の大きいスキップバニーで届く距離ではない。すると、仕掛けはナブラの5メートル先に着水した。まず中速で巻く。仕掛けの近くで魚が跳ねた。中低速に落とした。水中で魚がギラリと光った。

「ヒット!」

波打ち際まで難なく寄ってきた。マルソウダだ。寄せ波に乗せて海岸にズリ上げ・・・バ・バレタ! 残念ながら最初のヒットはキャッチまで至らなかった。すかさず弓ヅノをバラフグ皮の土佐カブラにチェンジ。次のチャンスを待つ。

『よし今だ!』

ー×ー

「あぁー! 1200円の土佐カブラがぁー!」

(T⊥T)

ありがちなことである。買ったばかりの取っておきが1投でパーになった。このショックはデカイ。あまりにもデカ過ぎる!

でも諦めない。Tomy は西に向かってジャリ浜をジャカジャカと走り、必死でナブラを追った。しかし、すぐに息が切れてくる。肺胞に付着した、ねちっこいタールが酸素の取り込みを邪魔するのだ。

『く・くるしぃー!』

ー×ー

「あぁー! スキップバニーがぁー!」

(ToT)

放水口の上では Yos さんがスキップバニーを大音響とともに海の藻くずにした。両者とも被害甚大だ。