(1999.10.07)

木曜日は平塚の庄治郎丸に出掛けました。型は小さいものの本カツオが好調で、連日スポーツ新聞をにぎわせているのです。そろそろメジも回ってきたらしいので、今がチャンスでしょう。

今回乗ったのはカッタクリ船ですが、平日なら余裕でジギングすることもできます。土日は数人のルアーマンが乗り込むということですが、この日はTomyとYosのふたりだけでした。

この日誌を見ている皆さんもカッタクリ船に乗り込むかもしれないので、注意点を最初に書いておきます。堺船長は「できるだけ強い竿で遊ばせずに魚を取り込んでほしい」と言っていました。

よろしくお願いしますよ。 (`⊥´)/

*

朝6時、平塚港出発。南の風がやや強いものの、波は1メートルぐらいでした。庄治郎丸は真南を目指して快調に進みます。

・・・・が、いつまでも進みました。 (`⊥´!

潮目らしき所まで来ても船は止まりません。大島が間近に見えるほど走ったのに、ナブラも鳥山も、漂流物さえ見つからないのです。他の船も必死に魚探で潮目を探っているようですが、釣りをはじめる様子はありませんでした。

「クルーズもいいんですけどね、やっぱり釣りもしたいですよね」

「釣り、いいですねぇ。やりたいですねぇ〜!」

こんなことをつぶやいていると・・・突然まわりの船が一斉に東へ向かって全速力で走りはじめました。見る見るうちに三浦半島が迫ってきます。

「あっ、あのマンションは油壷では?」

「…ということは、城ケ島沖に行くのかな?」

所々に船団が見えてきました。既に時刻は8時近くなっています。チャミングしている船は数百羽の海鳥を引き連れて景気良さ気に散水を開始しました。いよいよ船が止まってジギング開始です。Tomyは110グラムのSea Flower(Maria)を最初に投入しました。

ドコン ピチピチピチ・・・ 船の上で釣り上げられた魚が暴れる音がしました。後ろを振り返ってみると、カッタクリの人がペンペンを上げたので慌ててキャスティングロッドにチェンジです。

そして・・・お得意のUNDINE(アンディーン:Valley Hill)をキャストすると、すぐに60センチぐらいのシイラがヒット。久々のドラグジージー状態。6ftのショートロッドで思う存分遊ぶことができました。

その後シイラを1匹追加して場所をちょっと移動、今度はカッタクリの人にカツオが釣れはじめたので、ジギングにチェンジです。110グラムのSea Flower〔ピンク)を高速オヤジ巻きすると・・・カツオがスレで掛かって、これまたドラグジージー。

いやはや楽しい楽しい。Yosさんの方はPEラインを使っていたので口切れ続発でしたが、Tomyはナイロンラインだったので、口切れの心配はほとんどありません。タナが5〜10メートルぐらいなのでナイロンでも十分なんですね。

Tomyのお道具

1.Southern Cross Stick STS-70M(DAIKO)スピニング仕様

●Casting weight:25〜80g
●Jiging weight:〜110g
●Line:16〜20ポンドテスト

※J屋で安物買い。定価¥29,800の4割引で¥17,880。今回初めての使用。2オンスぐらいのジグキャストに好適。ジギングではカツオ、メジ、ショゴ(ネイリ)、タチウオなどに使えそう。Jiging weightは表示通りと見た。(長いので150gはツライ)

2.NEW STELLA 5000H(Shimano)

●Line:ナイロン16ポンド200m ●ギア比:5.7
●Shock Leader:40ポンド
●最大巻上げ速度:98cm/ハンドル1回転(高速オヤジ巻き時:約3回転/秒)

※6000のスプールが使える。6000のスプールに交換した場合、PE3号が260m巻ける。(最近8000Hも新発売された)

3.Deck Stick 60 "Twitch'N"(SAURUS)

●Casting weight:10〜50g
●Line:12〜20ポンドテスト

※シイラ用ショートロッドとしてはこれがオススメ。ハイパートゥイッチにはこれぐらい短いロッドが好適。軽くて疲れにくい割にメーター級まで十分寄せられる。(6.6ftのSouthern Cross Stickが『メチャ重』と感じてしまう)

4.STELLA 4000(Shimano)

●Line:ナイロン16ポンド150m ●ギア比:5.1
●Shock Leader:40ポンド
●最大巻上げ速度:74cm/ハンドル1回転

※5000Hに比べると巻きが遅いのでミノーのタダ引きかハイパートゥイッチに使う。Deck Stick 60 "Twitch'N"との相性は良く、シイラ用としては最小限のラインキャパシティー。

また、アオリイカのエギ釣りには最適のサイズ

カツオを何本か釣ったあとはしばらく中休みになりました。少々うねりが出てきたので、船酔いで倒れる人もチラホラ・・・

『あっ! Yosさんが倒れた』

Tomy達はルアーオンリーでしたが、カッタクリ船なのでオキアミの匂いが充満しているわけです。この匂いに弱い人って困るんですよね。Yosさんは前の晩に食べたラーメンを吐きまくりました。未消化のもやしとか・・・

ウゲゲ (`ё´)

しばらくしてコマセが効いてきたのでしょうか、トモに乗っていたベテランが2キロオーバーのメジを上げ、チャンス到来です!

「Yosさん起きろ! メジが回ってきたぞ!」

「メジっすか、そいつは死んでられませんね」

メジだメジだ!

30分にも満たないわずかなチャンスでしたが、ふたりともメジを釣ることができて万万歳。同じサイズのカツオよりパワーがあって楽しいですよ。皆さんも是非、挑戦してみてください。

隣の船ですが、ジギングで7キロ級のキメジを釣り上げた人もいたので、ラインは20ポンドをオススメします。16ポンドだとちょっと不安でした。ドラグテンションを3キロ以上にしないと大物は止まらないでしょう。滅多に来ない大物ですが、来ないだろうと思っていると来たりするんです。

見たこと、感じたこと

  1. ジギングロッドはパワフルなものを使う。(シーバス用はダメ)
  2. ラインはナイロン20ポンドが良いようだ。(口切れしにくい)
  3. 曇りがちの天気ではピンク系のジグに分がある。この日はブルー系に反応なし。
  4. メジには1オンスから1オンス半ぐらいの小型ジグを高速オヤジ巻き。またはハイピッチショートジャーク。
  5. 大物を釣った人も、やはりスピニングリールだった。
  6. 大物を釣った人は舳先でジャークを入れながら巻いていた。
  7. ジグにおかず(タコベイト)を付けるのも効果的。
  8. この日のヒットジグ:Yos-シコジグラ28g(ピンク、タコベイト付き)。Tomy-バンジーメタル40g(ピンク)。2オンス以上のジグだと高速巻きで疲れてしまう。
  9. Shock Leaderは遠投の必要がないから2メーター以上付ける。船底に擦ってしまうことあり。
  10. グローブ着用。(スピニングリールで手の皮が擦りむける)
  11. ルアーフィッシングなのに、オキアミの匂い充満。酔いやすい人は注意。
  12. シイラもいるのでキャスティングロッドを別に用意する。

メジの群が行ってしまったところで、堺船長がやってきました。最近は堺船長もインターネットに関心を持っているんですよ。

「どうだ、釣れたかよ」(堺船長は大学の釣魚部でTomyの先輩)

「メジも釣れたし、満足です」 (`⊥´)v

「まあ、オカズぐらいは釣れたな。隣の船のアンちゃんがデカイの釣ったべ。あんなのがいるからライトタックルはダメだと書いとけよ」

「わっかりました」 <(`⊥´)

「社長にルアー専門船を出そうって言ってるんだけどな、なかなかウンと言ってくれないんだよ」

「ああ、ルアー専門にしてもらえれば、今年なんかタチウオもいいし、僕らもうれしいな。まだシイラも狙えるしね」

庄治郎丸の社長。これ読んでたら、是非お願いします。週末だけでも。

さぁて、それではそろそろオチを付けますか・・・

おあとがよろしいようで。(`⊥´)/~~