(1999.10.30)

いつものように芦ノ湖へ行って、いつものようにワカサギ釣りをした。そして、釣れなくなったところでトローリングに切り換えた。今回はそんな釣り方でした。ワカサギの釣果はボチボチ、トローリングの成果はチョボチョボ。カメラを取り出すのが億劫だったので写真はなし。

『いったい何を書けばいいんだ?』

うーん、困りました。さすがに書くことがありません。仕方がないので、とりあえずニャン吉マジックオーケストラの演奏でも聴いていただきましょう。今回の作品は、かなり複雑なMIDIですからメモリを食うと思います。他のアプリケーションを閉じてから再生してください。

♪味の素の穴♪

作曲・演奏:ニャン吉マジックオーケストラ(Nyan.M.O)

「どこが“味の素の穴”なんだ?」というブーイングが聞こえてきそうですが、これでいいーんです。曲のイメージは喧々諤々の販売促進会議をイメージして作られました。

*

さて、話はガラリと変わって大昔の話になります。味の素KKがまだ味の素しか作っていなかったころの話ですから、今から30年以上前の話だと思ってください。味の素KKは味の素をたくさん売るにはどうしたらいいかという販売促進会議をしていました。

社員A 「ハワイ旅行のプレゼントを付けてはどうでしょう?」

社員B 「味の素を大量に食べると、頭が良くなるという噂を流しては?」

営業本部長 「う〜む、もっといいアイデアはないのか!」

新入社員 「フタの穴を大きくすれば、たくさん売れると思います」

営業本部長 「うん、なるほど、それだ!」

かなり有名な話なので、知っている人もいるでしょう。でも、実は社員Bの意見もホントにあった話なのです。Tomyの伯母はこの話を信用して、子供たちのご飯に味の素を大量にふりかけていました。毎月1キロぐらい味の素を消費していたと言いますから、半端な量じゃありません。

(効果がないことはTomyのいとこ達によって実証済みです)

幼い子供を持つ母親って、こういう話に弱いんですよね。DHAとかキシリトールとか・・・。食べ物を売りたいときは、まず、母親の心理を突かなければいけないということでしょうか?

*

さて、本題です。ここ2,3年続いている「芦ノ湖の客離れをどうやって食い止めるか」という話に移りましょう。

 まず原因

  1. 地球温暖化の影響でワカサギが釣りにくい。(水温が高いとワカサギが大きな群を作らず、激しく移動する)
  2. 元々芦ノ湖のバスは釣りにくいが、数も減っている。
  3. 河口湖がマスの放流をはじめたことにより、ニジマス養殖業者が大きなマスを育てている余裕がない。(スーパーレインボーの数が少ない)

大きな原因はこの3点だと思いますが、放流量に関しては、入漁料収入から割り出すので、客が減れば放流量も減って悪循環になっていきます。その上、スーパーレインボーは割高なので、予算が少なければ小さいのを多く放流せざるを得ません。(生きたスーパーレインボーはキングサーモンより高い!)

「味の素の穴」の発想で、単純に放流量を増やせばいいと思うかもしれませんが、湖の生態系を考慮しないとワカサギがいなくなって、すべてが破綻します。

現在、バスをCatch & Eat する人がほとんどいないので、バスを放流すればエサになる小魚が減るだけの話なのです。バスを増やしたいなら、その何十倍もエサになる小魚を増やさなければなりません。

*

 漁協は何をしたか

  1. ワカサギの産卵期に大量のマスが残らないようにマスの放流時期を調整した。
  2. 洞爺湖、霞ヶ浦、諏訪湖、琵琶湖など、全国からワカサギの卵を大量にかき集めた。
  3. ウグイを放流した。
  4. プラスティックワーム使用禁止を決めた。
  5. ヒメマスの稚魚放流を復活させた。

1〜3はマスやバスのエサになる魚を増やすということです。現在、湖尻の桟橋近くには大量の小魚がいますが、それはワカサギではなく、放流したばかりのウグイです。

それから、4のワーム禁止については既に書きましたが、もし痩せ細って頭でっかちになったバスが釣れたら解剖してみましょう。おそらくワームがお腹に詰まっているはずです。エサは大量にあるので、エサが原因ではありません。

そして最後のヒメマスですが、ワカサギ釣りの仕掛けに掛かってしまうので長い間稚魚放流をしていませんでした。しかし、今年は稚魚放流をしたようです。今日1匹、前回1匹がワカサギ釣りの仕掛けで釣れました。(もちろん成魚放流もしています)

これは芦ノ湖の魅力を復活させるのが狙いでしょう。去年、今年はほとんどヒメマスが釣れなかったので、来年に期待したいです。

*

 来年以降はどうなるか

*

最後に30日の釣果を記録しておきます。

まず6時から9時までの3時間でワカサギ約70匹。大きさは4センチから10センチと大小様々で、中心は7センチ級。水温は17度前後と前回よりだいぶ下がりましたが、まだワカサギの動きは活発で大きな群が見つかりにくい状況です。1日がんばっても、魚探がある人で150匹前後、魚探なしでは100匹いかないでしょう。

それから、先程も書いたように、ヒメマスの稚魚が間違って掛かりました。大きさは15センチ弱。今回は弱ってしまったのでキープしましたが、できるだけリリースしてください。その他にTomyは40センチ級のニジマスをワカサギ仕掛けで捕りました。

その後トローリングをしましたが、結果はヒメマス25センチ1匹、ニジマス25センチ1匹、他にアタリ2回という寂しい結果です。午後はほとんど釣れませんので、渋滞する前に帰ったほうがいいでしょう。現在、裏道が通行止め + 湖尻周辺が道路工事中なので夕方の渋滞が激しいのです。

芦ノ湖を出たのが5時ぐらい、伊勢原に着いたのが7時過ぎでしたかね? いつもなら1時間10分で着きますから、だいぶ渋滞が激しかったということです。東京に戻る人なんかたまりません。横浜町田インターチェンジを頭に厚木インター付近から渋滞しているようです。釣りは1時頃までに切り上げて、早めに帰ることをオススメします。

なお、現在はまったく紅葉が見られませんが、11月半ばになると紅葉見物の団体が来るので、ますます渋滞が激しくなるでしょう。

同行したオカラさんからヒラマサの切り身をいただいたので、Tomy はお礼に先週釣ったアオリイカをあげました。オカラさん、また物々交換しましょうね。(`⊥´)/