夢追い隊不満足

が・・・

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ここで一安心。とりあえず Super Dream Cup にふさわしい獲物を手にできたので、Tomy は2号艇のソル男隊員に電話をかけた。

「Tomy だけど、そっち(九頭竜)はどう? こっちはふたりとも60前後のやつを上げたよ」

「僕も57,8のヤツを上げて、他にも45オーバーを上げたよ」

「やったねぇ。・・・で、Yos さんは?」

「なんかねぇ・・・リールトラブルで出遅れてるみたい」

「リールトラブル? この大切な時間に?」

57.5センチ2.75キロ

ソル男さん 57.5センチ2.75キロ

その頃、Yos さんは、リールを芦ノ湖に沈めてしまい、必死で回収作業をしていた。リールシートへの締めつけが甘く、ルアーより先にリールを飛ばしてしまったのだ。100メートル以上ラインを手繰ったというから、ロスした時間は相当なものだろう。

あとでわかったことだが、この時間帯がゴールデンタイムだったのだ。電話を切った直後、Tomy は更に55センチを上げた。そして、8時半頃には本日一番の美魚。ここまでは見渡すかぎりの近所中で一番の大活躍だっただろう。(多分間違いなく)

この日一番の美魚。52センチのメスで抱卵していた。

上の魚は本当によく引いた。掛かった瞬間に1キログラムに設定したドラグを10メートルぐらい逆転させたからね。61センチは3,4分でへばってしまったが、こいつは5分以上ファイトしたと思う。魚の価値は単に長さだけじゃないってことだよ。

しかし、Super Dream Cup らしいのは、ここまでだった。その後はサイズがガタ落ちで数も伸びない。少し深いところに移動して3匹ほど追加したが、すべて40センチ以下。そしてとうとう、9時から9時半の間は御近所さんも含めて誰も釣れなくなった。

Tomy 達は思い切って深良水門沖に移動。が、ここも良くなかった。魚探の反応はいいのにまったく口を使ってくれない。魚は15メートル付近の底べったりで、超低活性。1時間以上粘ったが、とうとうショートバイトさえなし。

むっ!

Tomy と SIEG のふたりは11時過ぎに一旦桟橋に戻り、検量をすることにした。本当は12時から検量受付なのだが、混みあうのがわかっているので早めに行ったのである。

携帯用灰皿すると、そこには既に Tomy の61センチより大きなマスが5本あった。入賞は6位までだから、Tomyのマスは参加賞間違いなし・・・まあ、わかってはいたけどね。

右の写真は6位までに入れなかった人がもらった携帯用灰皿だが、2年前にもらった景品の方がはるかに良かった。8,000円も取るんだから、もうちょっとマシな景品を用意してもいいんじゃないかね?

6位以下の順位まで確定するのは時間的に無理としても、スピードクジぐらい引かせてくれてもいいと思うよ。みんなもそう思うだろ?

6位までに入らなくても、クジ運さえ良ければ、まあまあの景品がもらえる。来年からは是非そうすべきだと思う。冒頭でも言った通り、最近の世相は一人勝ちになりがちだが、Super Dream Cup は一人でも多くの人がハッピーになれる大会であってほしい。

今の方式では6位入賞が無理なサイズを持って行っても無駄なんだ。検量受付時間は12時から2時までの2時間しかないから、検量所でどうしても待たされてしまう。その2時間も、まだ大会の最中だからね。時間がもったいないんだよ。

それに、SIEG さんの57センチは、なかなか計ってももらえなかった。漁協の人は「もう、入賞は無理だからどうでもいいじゃないの」とでもいうような態度だったのだ。

これじゃイカン! 改めるべきだ!

50センチでも飛び上がって喜ぶ人だっている。魚の長さで態度を変えちゃイカンぞ。順位はあとで漁協のホームページに載せりゃいいんだから、ちゃんと持ち込まれた魚には順位をつけて発表した方がいい。気分が違うんだよ、それだけのことで。

来年はこうしてほしい!

戦い終わって

今年のドリームカップは魚の大きさが去年より良かった。去年は大型が少なくて、ブーイングの嵐だったからね。まあ、当然と言えよう。ここに来る人は数をあまり問題にしていない。

それから、低水温と鵜のせいでオカッパリはかなり悲惨だったようだ。8,000円払ってボウズ、あるいはチビ1匹なんて人がかなりいたらしい。【夢追い隊不満足】という題名にしたのは、そういう人達のことも考えて付けた題名だ。個人的には結構満足してるよ。


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