1ページ目(全3ページ)
2000年4月17日
満月が近いということで、沼津の木負堤防へ行ってきました。西風がモロに当たるので心配でしたが、ここのアオリイカは釣れれば1キロオーバーなんです。数はそれほど期待できませんが、適度に遠いところも魅力のひとつですね。
実は90キロ走って沼津まで行かなくても、自宅から35キロの小田原で十分釣れるんですよ。でも、近すぎると『今日は遊んだなぁ』という気がしないでしょ。つまり、旅情が湧かないわけです。それに、『いつでも来られる』という意識が働くので、気合いも入りません。
『あと30分!』『あと3投!』・・・こういう最後の粘りで釣れることって、けっこう多いじゃないですか。『それはなぜか?』と考えてみると、人間にとって釣りを続けるのが辛くなってきた時が、魚にとって『食いだめしとかなきゃ』と感じる時だから・・・だと思うのです。
前回の釣行もそうでした。UMO(Unidentified Moving Object)に出会ったのは帰り支度をしている時でしたからね。近場だったら、とっくに竿をたたんで帰っていたでしょう。ドラマは地元の釣師が全員帰ったあとにはじまったのです。
そうそう。そう言えば UMO の正体が大体わかりました。高知で一緒に釣りをした仲間に尋ねたのですが、走り方とスピードから見て UMO は2キロオーバーのアオリイカに間違いないそうです。
秒速1メートル。100メートルを1分40秒。これはアオリで確定です。デカイと思ったら、ラインはあんまり張らないように!リールのラインがなくなるまで止まらなくなります。(巨魚捕獲団の MK さんより)
前回書き忘れたのですが、犬走島堤防で話をした地元の御隠居が「今日2.5キロを釣った」と言っていました。4月ともなると、下田には2キロオーバーがけっこういるんです。次回は是非、「UMO の正体はウルトラ・モイカだった!」と書きたいですね。
その後、作戦をいろいろ考えました。UMO を釣るために何が必要かを。すると、一番障害になっているのは、浅場に繁茂した海藻だということに気付いたんです。UMO は海藻のジャングルをくぐっていくわけですから、100メートルも走られたら絶対に捕れません。
では、どうすればいいか・・・
最も簡単な結論はこれです。しかし、アタリはウキ釣りよりブッ込みの方に多く出ました。つまり、UMO は海底のエサに注目しているのです。
多少の海藻は引きちぎれるので、次回は PE 3号を使用することにしました。UMO をどうしてもロケットで釣りたいのです!
テンションをかければかけるほど UMO は移動を続けます。グッとこらえて止まるまでラインに触らないことを心掛けます。
こんな作戦が一応できたんですけどね。特に最後の「ラインにテンションをかけない」というところが難しいです。どうしてもいじりたくなってしまうんですよ。「アタリが来てもアワセるな!」と言われるのが釣師にとって一番辛いことですからね。
それで思い出したのですが、UMO のアタリはスティールヘッドのアタリによく似ています。いきなりビュービュー走り出す奴もいるんですが、大抵は最初に“モゾッ”ときて、そのあとスルスルスルッとラインが出ていくんですよ。そして、釣り方はまさに「アタリが来てもアワセるな!」・・・なのです。
まぁ、止まるか止まらないかは向こう任せで、どうしようもないでしょう。この作戦だと、UMO が運良く海藻ジャングルの入口で止まってくれることを祈るしかありません。