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2000年7月1日
「それにしても、Kenya さんはどうしたのかな? きのうの昼頃、掲示板に準備オッケーの書込みをしてたのに・・・」
「結局来ませんでしたね」
「何かあったのかな? さっき Docomo の番号に電話したけど繋がらなかったんだ」
出港2時間後、庄治郎丸は伊豆大島近海まで南下していた。300羽ほどの海鳥が飛び交い、何やら魚の群を追跡しているようだ。
「おい、Yos さん、出番だよ」
「うー、酔い止めが効いて熟睡しちゃいました」
「魚は見えないけど、ジグを投げてみよう」
「追ってる、追ってる、追ってるー!」
「あっ、でけーサバ!」
お立ち台に陣取っていた人が50センチぐらいの大サバをデッキに放り上げた。そして、Tomy のジグにも魚がチェイス!
「何だ? ワカシか?」
「今年はワカシが多いんだよ。秋は楽しみだけどな」(堺船長)
しかし、喜んだのもつかの間、ワカシとサバの群はアッと言う間に沈んでしまった。Tomy 達はチャンスを逃がし、再び長いクルージングである。
「サバはデカイねぇ」
「今年はサバとワカシが良くて、シイラが遅れてるんだよな」
「でも、去年ほどひどくはないでしょ」
「いやぁ、今のところ去年より悪いよ。イネーもん。先週1回、群らしい群を見つけたけど、そのあとは海が荒れてサッパリだ」
「天気は良くなってきましたけどね」
「うーん、もうちょっと潮目沿いに流してみよう。それでダメなら、お約束のサバゲームだな」
その後、庄治郎丸は潮目で大きな流れ藻帯を発見! 低速で船を進めながら、全員懸命にルアーを投げ続けた。
「いるよ、いるよ、いるよー!」
「うわっ、でけー! メーター20ぐらいあるぞ!」
流れ藻の陰から2匹のシイラが飛び出して、隣の人のルアーを追った。しかし、その人は焦ってフッキングを失敗! シイラは Tomy の方へ回らずに船の反対側に行ってしまった。
「参ったなぁー! せっかくのチャンスだったのに俺の前に来ないんだもんな」
もうホント、シイラを見たのは半日でこれっきりだった。シイラがいるのは1次元の世界で、2次元の広がりがほとんどないのである。沖にパヤオがないから、潮目の漂流物と鳥だけが頼り。これではシイラを探すだけで時間がドンドン過ぎてしまう。
「Tarojiro さん、今年のシイラとかけて何と解く?」
「さぁ?」
「フランス・ワールドカップの日本代表と解く」
「その心は?」
「カズがいません」
10時半頃までシイラを探したが結局見つからず、庄治郎丸は初島の方角へ全速力で走りだした。伊豆半島の沿岸に行けば、波が低くなるはずだ。少なくとも大サバ1本ぐらいはお土産に持ち帰らなければ・・・。
「船長! 10時の方角に鳥山です」(Yos)
庄治郎丸は全速力で鳥山に向かった。およそ1,000羽の海鳥が海面に突き刺さって、小魚を捕らえている。急がなければ!
「よっしゃ! 来たぞ」
Tomy にサバが来た。本日最初の魚信。・・・しかし、水面でバレて後が続かない。その間に Tarojiro 隊員は絶好調。45センチぐらいのサバをジグミノーで連発しはじめた。一方 Yos さんは・・・海鳥を引っ掛けて悲惨な状態。タロジローさんが4本釣る間、ずっと鳥と格闘していた。

Tarojiro さんは青系のジグミノーで比較的良い型を5匹ほど釣ったのに対し、Tomy と Yos さんは赤・ピンク系を信じたのが裏目に出たようだ。まあ、所詮サバだからいいけどね。あまりにも情けない釣果で、陸に上がったときは釣り日誌を書く気にもならなかった。
午後1時半帰港。Kenya さんに電話してみると、夜中に体調を崩したらしい。ドタキャンの真相は本人に語ってもらおう。
エー、当日は6時に帰宅し、奥さんと待ち合わせ、寿司屋でアオリと鯵でツマミを作ってもらって生 Beer でお疲れさんしました。
その後、握ってもらったのが、キス、穴子、あいなめ、赤貝、鯵などです。そうだ太刀魚の南蛮漬も喰ったか。ここまでは問題ないと思うんだけど、奥さんが新宿の伊勢丹で買ってきた”胡麻団子”(中華のやつね)を寝る前に5個も喰っちゃったんです。(大好物!)
そしたら、胃のあたりがムカムカして眠れませんでした。やっと寝たのは1時すぎかな・・目覚ましが2時に鳴って・・そしたら寝汗びっしょりで胃がどよーんって訳です。
気分は最悪(先月にイサキ釣りに行って船酔いで地獄をみたときを思い出し戦意消失)でも、おいらが行かないときは爆釣!かなって思ってたんだけど。
Kenya
幸か不幸か・・・まあ、今日の場合は船代、高速代で家族サービスできたんだから正解だろう。無理して来たら最悪の結末だったに違いない。試しに Tarojiro さんの i-Mode で掲示板を見たら、ちゃんとドタキャンの書込みがしてあった。
体調悪し
今、起きましたがほとんど眠れませんでした。寝汗びっしょりでひじょーに気持ちが悪いです。うーん、千葉から出かけて半日船に揺られる自信がないっす。今回はドタキャンさせてください。祈!爆釣
Kenya
お陰様というか、何というか、とにかくこれで
Tomy が改造した掲示板が i-Mode で見られることがわかったのは収穫だった。その後、掲示板を3日がかりで i-Mode 兼用に改造したのだが、我ながら新しい掲示板は良くできたと思う。
何しろ i-Mode は800万台も売れたんだからね。この数は毎日インターネットにアクセスする人より多いだろう。今回は怪我の功名で掲示板が i-Mode に対応できたからヨシとしなければ。
ああ、そうそう。もうひとつ発見があった。右の写真を良く見ると、以前より Yos さんがだいぶスリムになった(肥満体を脱した)のがわかる。
ウィダー in ゼリーを飲み続けるとホントに痩せるらしい。Yos さんによると
「慣れれば、あの化学的な味が好きになるんです」
ということなので、太り過ぎが気になる人は4,5ヶ月続けてみるといいだろう。まあ、80カロリーで1食済ませれば誰でも痩せるのかもしれないが・・・。
それから、肝心のシイラ釣りだが、こちらの方は晴天が2日続けば何とかなる。その証拠に Tomy 達が惨敗した翌日は、ひとりに1本ずつぐらいヒットしたのだ。
6月は天候不順で商売上がったりだったようだから、これを読んだ人は庄治郎丸に行ってあげよう。多分これから大きな群が入ってくると思う。今年は秋のイナダが復活しそうだし、長いオフショアシーズンになるかもよ。