元祖はエライ

相模湾ナイトゲーム

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2000年7月14日

「けっこう釣れたな」

「外道なら任せてください」

「ヨシ! じゃあ、そろそろ晴れてきたから沖に出るぞ!」

「待ってました!」

9時ごろだったでしょうか。カマスゲームを終えて庄治郎丸は再び沖に向かいました。しかし、この日は1時間かけても群を発見できません。前日の好ポイントは平塚港からわずか15分の近場だったのに・・・。

「この辺は何でパヤオ(浮き漁礁)を入れないんですかね?」

「パヤオでエサ釣りをやられると、ルアーを食わなくなっちまうんだよ」

「でも、これだけ何も見つからないとパヤオが欲しいですよ」

「船が多すぎて、ありがた迷惑なんだよな。かえってない方が腕の見せ所があるから、俺はない方がいいね」

「そうかぁー、しかし、これだけ何も見つからないとシイラ釣りはキツイっす。何かシイラのほかに、もっと安定して釣れる魚はいないんですか?」

「いないことはない。夜釣りができればバラムツができる」

「へぇー、相模湾にもいるんだ」

「いるいる。駿河湾にいる魚は何でもいる。定置網にもときどき入んだよ」

「今はみんな沼津まで行くんですよね。平塚でできれば近いから、たくさんお客さんが来ると思うな。早速やればいいじゃないですか」

「神奈川県の船は相模湾で夜釣りをしないという取り決めがあるわけよ。特に罰則があるわけじゃないけど・・・」

「じゃあ、昼間やれば?」

「夜なら100メートル前後まで上がってくるけど、昼間は300〜400メートルの深場にしかいない。それじゃ、お客さん来ないだろ」

「何で夜釣り禁止なんですかね?」

「夜釣ると、昼間食わなくなるんだよ。特にアジなんかそうだ」

「じゃあ、ルアーだけいいことにすれば?」

「実はその運動をはじめてるんだな」

というわけで、シイラ乗合船の“元祖”庄治郎丸は新たな作戦を考えています。相模湾でバラムツが釣れるなら、やってみたい人がいますよね。まだいつになるかわかりませんが、相模湾で夜釣りのルアー船がはじまるかもしれません。

お楽しみに!

さてさて、肝心のシイラですが、この日はほとんどの船がシイラを見つけられずに終わったでしょう。庄治郎丸も群を見つけるのに、とても苦労しました。10時半頃、船長の読みがアタリ、波で散り散りになりかけた浮き藻の帯を発見したのです。

シイラ

他の船が1艘もいないところで、およそ30分間爆釣が続きました。Tomy はここだけでシイラを16本、ワカシ1、サバ1を釣り上げたのです。

良かったのは Maria La Festa の1オンス(ブルー)。引き方は素早いハイパー・トゥイッチ、ゆっくりしっかりのトゥイッチ、それから5メートルぐらい沈めたあと、竿を立てて縦にジャークするという3種類の釣り方をミックスしたのが良かったと思います。

シイラの季節はまだまだこれからなので、これを読んだ皆さんも是非、チャレンジしてください。


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