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2000年8月7日
「いやぁ〜、いい群でしたね」
「今日のお客さんはみんなうまいよ。最初沈んでたけど、トップを引きまくって浮かせたもんな」
「最初からルアーを沈めるとダメってことですね」
「それをやると余計沈んじまうわけよ」
「なるほどなるほど。ところで、今度はどっち方面へ?」
「今日はもう余裕だから大島を越えてカツオを探しに行くぞ!」
「おお! それはラッキー。ドンドン行きましょう」

大島をスッポリ覆う入道雲
「なんか、かき氷が食べたくなる光景だなぁ」
「大島の向こう側までは行ったことないベ」
「初めてですね。カツオはいるでしょうか?」
「浮き漁礁でも流れてれば、パラダイスだけどな」
「そう言えば、この間流れてましたよね。気になったので、高知のシイラウケについて聞いてみたんですよ」
「いろんな漂流物があるけど、葉っぱのついてる笹なんか最高だな。必ずと言っていいほどシイラがついてる」
「サメもいいんでしょ?」
「一度巨大なジンベエザメについてる群を見たことがあるけど、ありゃスゴイよ。まず、鳥がたくさんついてて、そのうしろにシイラの群、その下には無数のカツオが泳いでた」
「釣れました?」
「止まらねぇからな。一度狂わせれば爆釣だけど、ルアーじゃ難しいよ。しかし、見てるだけでもスゴイもんだ。鳥の群の真ん中にポッカリ穴が開いてて、その下にジンベエザメが泳いでた」
「マンタなら相模湾で見ましたけど」
「おお、マンタもいるよ。そう考えると相模湾ってスゴイだろ。高知辺りじゃ、青物はアッという間に通り過ぎるけど、相模湾ならパヤオが無くてもある程度足止めできるんだ」
大島東岸のパノラマ(クリックで1000×300に拡大)
ちょうどロッドの向こうにフノウの滝がある。
「大島ってなだらかに見えるけど、東岸は断崖絶壁の連続ですね」
「東岸は道も作れない断崖だよ」
「何もありませんね(漂流物が)」
「滅多に来ないところだから、45マイル沖まで行ってみるぞ」
結局カツオの群はまぼろしに終わりましたが、今日はいい旅でした。途中、マッコウクジラも見たし、新島が見えるところまでクルージングしたのです。
刻々と変化する空、夏色の海、遠くに見える島影、外海の大きなうねり。釣りをしに来たのを忘れるほど気分の良いものです。皆さんも是非、平日の天気のいい日にチャレンジしてください。船代が安いと感じますよ。
そうそう、今日は久々に脳内麻薬“マヒマヒ・ドルフィン”が分泌されたみたいです。家に帰ってきたら、くるぶしの辺りが痛みだしました。よく見るとすでにかさぶたができていたので、出血したんでしょう。
でも、家に帰ってくるまで全く気付きませんでした。きっとタモを持って走り回ったときにぶつけたんだと思います。不思議ですね、マヒマヒ・ドルフィン。日頃の憂さも吹っ飛びますよ。
♪シイラが 釣れれーば Feel so nice