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2000年9月9日
8時半に場所を移動してからはルアーで釣れなくなってきた。足元でカツオがビュンビュン走り回るのに、ジグにはほとんど反応しないのだ。でも、カッタクリの人は入れ食い。隣のオジサンは8時半ですでに35リットル・クーラー満杯で、その後の獲物はクーラーに余裕がある人へ配られていった。
『おかしいなぁ、さっきまではグリーンで釣れたのに・・・』
釣れなくなってからは3投ごとにジグをチェンジしていった。グリーン、イワシカラー、ピンク、黒銀、パープル、シルバーにタコベイトのオカズ付き。そして、ようやく当たったのは、今まで何の実績もなかったパールホワイトの Skill Jig だった。
「それ、釣れますね!」
「ウソみたいだね。これしか釣れないよ」

30分ほどの間に Tomy はメジ3本とカツオ1本を追加したが、お隣のルアーマンはショートバイトのみだった。メジ・カツオも特定の色、形にしかヒットしない時があるのだ。ルアーだけで釣っているときはそうでもないが、エサをバカバカ食っているときはセレクティブになるらしい。
気づいてみると、城ケ島沖に250隻以上の釣り船が集まっていた。庄治郎丸から魚雷を発射すれば、めくらめっぽうに撃ってもどれかに当たっただろう。東京湾の船から、小田原の船まで、もう凄まじい数である。
だが、9時半以降はサッパリ食わなくなった。つまり、後から来た船はほとんど釣れなかったのだ。その後、船団を抜け出して、ちょっくら鳥山を追ってみたが、半数以上の人がクーラー満杯ですでに戦意喪失。Tomy だけがペンペンを釣って遊んでいるという状態が続いた。
「ヒカルちゃん、もう帰ってもいいよ〜」
ベテランから若い船長に“帰ってもいいよ”という声が掛かった。 Tomy もすでに満足したので大賛成だったが・・・
多分、ベテラン船長なら「今日はこれで仕舞います」ということになっただろう。でも、先輩の船長達をさし置いて若い船長は帰りたくても帰れないのである。あとで聞いた話だが、「ホントはあそこで帰るのがベストだったね」と船長も言っていた。

では最後に今回使用したアシストフックの作り方をお見せして、アッサリ終わることにしよう。簡単な方法だから誰にでもできると思う。
Quick Finisher の使い方
このクイック・フィニッシャーを Tomy に勧められて使った人のコメントを最後に付け加えておこう。
「今まで無駄にした時間を返してくれ〜!」
本当にそれぐらい簡単なのだ。買っといて損はないだろう。プロショップの人に1回デモンストレーションしてもらえば、誰にでも使いこなせる。