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2000年9月9日
「あれっ? もう4時じゃん!」
どうやら目覚まし時計のセットを間違えたらしい。Tomy は急いで釣具を車に放り込むと、伊勢原から平塚へ爆走した。しかし、相模川河口に着いた5時には、すでにとんでもない数の車が・・・
「シイラ船は満員みたいだね」
「メジ・カツオ船のアタマに乗りなよ」
というわけで、Tomy はシイラを諦めてメジ・カツオ船に乗ることになった。でも、実はこれが大ラッキーだったのだ。たまたま乗った船の“手が良かった”のである。

ベテランの手さばきはリズミカル(21号船)
ルアーマンは Tomy ともうひとり。あとは見るからに年季の入ったベテランばかりだった。21号船は前日良かった城ケ島沖のポイントに真っ直ぐ向かう。大きくなったトビウオがビュンビュン左右に飛び、ズバッとしぶきを上げて波間に突き刺さった。
6時50分、ポイント到着。ここから城ケ島沖パヤオまでは2キロぐらいだろう。まだ釣り船はまばらで、周りにいる船はおよそ10隻ほどだ。
「じゃあ、はじめてくださ〜い」
Tomy がジグを投入すると、すぐに糸がふけた。
『あれっ? 沈まなくなったぞ』
リールを巻いてみると、いきなりペンペンシイラの一荷釣りだった。(たまげたね、これには)
「上げてくださぁ〜い!」
どうやらペンペンシイラの群に囲まれたようだ。船は少し移動して仕切り直し。コマセが効いてくると、たちまち爆釣モードになった。

8時過ぎには巨大な船団が
まずは隣で釣っていたルアーマンに1匹目のメジが来た。けっこういい型で1.3キロぐらいだろう。
「何色で釣れたの?」
「グリーンです」
Tomy はピンクとイワシカラーで空振りしていたのだが、グリーンに替えた途端に2連続ヒット。ジグはバンジーメタルの DEEP TYPE だった。
これは今まで実績のないジグだったが、今回は大活躍だった。その後、何回かジグを替えてみたが、8時までにヒットした4本はすべてこのジグで釣れたのである。
「いやぁ〜、メジを釣ったのは初めてなんですよ」
隣のルアーマンはすでに5本釣って大満足らしい。
「いろいろ使ったけど、ここまではグリーンしかヒットしてないな」
「えっ! 僕もそうですよ」
前日までは天気が悪く、ピンクとブルーがヒットしていたらしいが、天気のいい日はグリーンがいいらしい。