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2000年10月2日
その後、二宮沖から相模川河口沖にかけて魚探とにらめっこしたのだが、あまりに魚が少なくて驚いてしまった。釣れる魚も昔に比べて小さいし、このままでは遊漁船もやっていけなくなるだろう。
「シイラ、カツオ、メジ・・・。考えてみな。全部回遊魚だべ。このままじゃ相模湾の釣りに将来なんかないよ。回遊魚なんてあてになりゃしない」
「来年から海でも釣り人から入漁料を取ろうという話になってるみたいですね」
「生態系を無視してでもタイやクロダイをバンバン放流しないと、あと3年で何も釣れなくなっちまうよ」
「フグ乗合ぐらいかなぁ?」
「エサ師は小さいのまで根こそぎ取っていくからな。海なら大丈夫だろうとみんな思ってんからさ。内水面の方がずっとマナーがいいよ。キャッチ & リリースが徹底してる川なんか、だんだん魚が増えてる」
「隣近所に魚を配る労力を考えたら、リリースした方がよっぽどいいですよね」
「いじきたない奴が多いよ〜。イナダをトランク大将に2杯も獲っていく奴がいるんだ。ああいうことすんから、いなくなっちまうわけよ」
とまあ、こんな話を堺船長としたのだが、そろそろ海でもキャッチ & リリースを指導する時期に来たようだ。イナダのキープはひとり10本まで、マダイは20センチ以下リリースという具合に早く基準を決めた方がいい。放流事業もいいけど、リリース基準を先に設けなければ意味がないと思うのだ。
それから、ルアーマンをもっと増やすのも効果的だと思う。魚はオキアミに目がないから、どうしても釣れすぎてしまう。オキアミを使わなければ、家族で消費する分ぐらいしか釣れないだろうし、海も汚れない。それに、ルアーは消耗品だから釣具メーカーも助かる。オマケに船も汚れないから、遊漁船もニッコニコだ。
数をたくさん釣るより、1匹をいかに楽しく釣るかということが大事。ASHINOKO ONLINE は、これからも釣れないときほど楽しく書いて見せる!