さあ、きっと@大神

芦ノ湖の客足3倍増計画?

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2000年10月22日

さて、もうひとりの同行者、カーズ(ABU脳丸)を紹介しよう。このハンドルネームも Tomy が考えたのだが、名前の由来になったのは下の ABU 7000 だった。

ABU 7000が3個

1つ5万円の中古 ABU をこの男は3つも持っている。「なんで3つも必要なんだ?」と尋ねると「予備」と答えるカーズ。異常なほど魚を釣るかというと・・・そんなこたーない。むしろその反対で異常なまでに1匹の魚に金をかけるのである。

まあ、Tomy もノーマルとは言えないが、ABU脳丸ほどじゃないだろう。Tomy が釣った魚が魚屋で買う値段の5倍とすると、カーズの釣った魚は50倍ぐらいだと思う。おそらく1グラムの魚をいかに金をかけて釣るかということでは松方弘樹さえ上回るに違いない。

ABU脳丸に釣られれば、ワカサギ1匹だって1000円ぐらいの値段になるはずだ。だから、魚の世界ではABU脳丸に釣られることがある種のステータスになっているらしい。ワカサギだって死ぬときぐらい高級な道具で釣ってもらいたいのである。

それでは、ワカサギ釣りに出発しよう。

はしゃぐ大神一家

楽しげな大神一家

ここまで楽しそうにされると、『釣らせなければ!』という強いプレッシャーを感じる。船宿の船長もさぞ苦労しているだろう。Tomy はキャンプ場沖をくまなく探り、よさげなポイントを見つけようとした。

が、ワカサギの群はどれも小さく、子供たちを飽きさせないほど大きい群ではない。そこで Tomy はバイオレットの植松さんに教えてもらった浅場へボートを向けた。深良水門沖、水深3メートル。言われた通りのポイントへ船を着けると Fish Alerm が景気良く連続音を発しはじめた。もう、“ピッピコ、ピッピコ”とうるさいぐらいである。

ワカサギが鈴なり

鈴なりだぜ。じぇいぺぐ

キャンプ場沖に陣取った人達は釣れていなかったが、このときのために渓流竿やヘラ竿を用意してきた我々はまあまあ釣れた。特に偏光眼鏡をしていたカーズは、水中が良く見えるらしく、ワカサギを見ながら効率的に釣ったようだ。7時頃は、子供でも入れ食い。7時から9時までで150匹は釣れたと思う。(大人2人、子供2人)

セナ君は身を乗り出して

身を乗り出して頑張るセナ君

さあ、きっと@大神

他のボートも我々の爆釣を見て近づいてきた

しかし、9時頃になると群が移動して釣れなくなった。Tomy はカーズをひとり深良に残して一旦バイオレットへ。そして、車で留守番をしていた“さあ、きっと@おかみ”さんと“さあ、きっと@ヒナ”ちゃんを乗せて、トローリングをはじめることにした。

ワカサギ爆釣!

1kg 3,500円だぜ。じぇいぺぐ

「ワカサギはあまり釣れません」

(`⊥´)ゞ

「そうですか・・・」(さあ、きっと@おかみ)

「でも、アオリイカを2杯釣ってきたので、1杯差し上げます」

「えっ? 芦ノ湖にイカがいるんですか??」

「いやぁ、イカは昨日の晩、沼津で釣りました」

ん? 待てよ。芦ノ湖でイカが釣れたらお客さんが大勢来るよな。これは起死回生のアイデアかもしれない』

真水でイカが棲息できるかどうか知らないが、汽水域にはいるんだから、バイオテクノロジーでなんとか淡水アオリを作れるだろう。淡水アオリを芦ノ湖に放流すれば、エギングブームに乗って新しいお客さんがジャンジャン来るはずだ。実際、高知県では汽水域でウグイをエサにしてアオリを釣っているから、まんざら夢物語とも言えない。

そうすると、YO-ZURI アオリーQ ワカサギカラーなんてのが飛ぶように売れ、YO-ZURI 淡水イカ・アドバイザーの Tomy はバスプロならぬエギプロ・トーナメントに出場することになる。

妄想モードに突入!

『今日はイカが目茶苦茶セレクティブだ。イカん、イカん。このままでは午前中に1.4キロを上げた YAMASHITA 専属のなまむぎプロに負けてしまう』

Tomy は桃屋の開発者からテストを依頼された“イカ・ごはんですよ!”(エギに塗る佃煮状のペースト)をタックルボックスから取り出した。

『イチかバチか、コイツで勝負してみよう』

「うっぷす! なんだこのオイニーは! 鼻が曲がるぜ!」

「おぇっぷ! 最悪だぜ」

YO-ZURI 改良型三日月テンビンの4号、その先にシーザー METAL の0.3号、ポイントは九頭竜沖に沈む逆さ杉、エギは YO-ZURI ウッカリ君2.5号、もちろん、エギの腰には“イカ・ごはんですよ!”がタップリ擦り込まれている。

そして、究極の釣り方は・・・

「多ダーン! ぼよよん ぼよよん」

「多ダーン!」

新開発。多段しゃくり、ぼよよん聞きアワセ釣法!

「キタッ! デカイぞ!」

Tomy は逆さ杉にラインを巻かれないよう、メタルラインにものを言わせて強引にアオリを引き寄せた。

「よし! 1.6キロだ。これで逆転できる」

V(`⊥´)V

しかし、桃屋も考えたものだ。ごはんの消費が年々減っていく中、苦肉の策だったのだろうが、これで大ヒット間違いなし!“イカ・ごはんですよ”の効果が来月号の“Eging World”に掲載されれば飛ぶように売れるだろう。早速増産させなければいけない。

そして、芦ノ湖の人気も復活する。世界に先駆けてエギプロトーナメントを始めた湖として、世界中の注目を浴びるに違いない。エギプロは子供たちの憧れの的となり、芦ノ湖はエギングのメッカになるのでR。

芦ノ湖エギプロ・トーナメントで優勝した
YO-ZURI の Tomy プロ


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