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さてと、早速要点をまとめよう。まずは釣り座の選び方からだ。下のアニメーションを見てくれ。
釣り座の選び方(Flash)
まず、風は北風としよう。そうすると船は北を向いて止まる。そのとき潮流が東から西だと、ちょうどアニメーションのように船が流れるわけだが・・・、この場合は左舷に乗った方が有利だ。
左舷に乗ると仕掛けが船の下に吸い込まれていくように流れる。これはどういうことかというと、左向きに船が流れているということで、アオリイカのいる場所に最初に仕掛けを下ろすのは左舷に乗っている人ということになる。
そうなれば当然左舷に乗っている人に右舷の人はかなわない。理屈はわかるね。でも、どうすればその日の潮の流れる方向を知ることができるかというと・・・、これは船頭に聞くしかないんだ。だいたい昨日と同じとすれば船頭に聞けばわかる。
だが、ほとんど流れがない日や、前日とは反対に流れる日もある。だから港を出てみないと確実ではない。なお、流れがほとんどなければミヨシがちょっと有利。北風がベラボウに強ければトモが有利になることもある。
まあ、混んでいない平日なら途中で席を移ってもかまわないので、平日に行くのがベストだろう。特にうまい人と背中合わせになって、こっちが不利な方に乗っていたら最悪だ。そうなったら、まーず釣れない。これだけは覚えとき!
この日はたまたま有利な左舷にいたのでラッキーだったと言えよう。その証拠に Tomy 達と背中合わせに乗った3人組は見事に丸ボウズだった。
まず釣れたのはスミイカで、重さは300グラムぐらい。本命ではないが、出足はまあまあだろう。
しかし、このあとがイケナイ。このあとは午後になるまで延々5時間まったくアタリなし。さすがに面白くないので、Tomy は釣り日誌のネタを考えはじめた。
♪ダダーン ぼよよん ぼよよん♪
♪ダ・ダーン♪
何気なくしゃくりと聞きアワセを繰り返していたら、こんなフレーズが出てきた。
『こ・これだ! 多段しゃくり、ぼよよん聞きアワセ釣法!』
二段または三段に分けた細かいしゃくりでエギをダートさせ・・・エギがなじんでハリスが真っ直ぐになるまでは「ぼよよん ぼよよん」と竿先を上下に揺すって聞きアワセをする。
『新釣法の完成ぢゃ!』
「多・ダーン!」
“グワシッ!”
「乗ったか? よーし、乗ったな」(ヒカル船長)
「早速新釣法の効果が出たぞ!!」
「よっしゃぁー! 本命だ」
“ブワッ!”
「なんじゃこりゃぁー!」(松田優作風に)

というわけで、イカの取り扱いには十分注意しよう。イカをくたばらせるには目と目の間にゲンコツを食らわせればいいということだ。そうすると茶色かったアオリが一瞬で真っ白になる。
そうすれば上げてからスミをぶっかけられることもなくなるだろう。
(´⊥`)ゞ