対決!エギプロ王者決定戦

炸裂!ヨーヨー作戦

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2000年11月8日

「ここでようやく三菱の篠ヅカ選手が岸壁に到着、他の選手も続々と港に入ってきます。河井さんもそろそろ到着する頃ですね」

「河井です、放送席、聞こえますか?」

「ハイ聞こえます。河井さんどうぞ」

「今、サポーターの人達にモミクチャにされています。既にサポーターは、お酒が入って大変な盛り上がりようです」

「Tomy プロが2連続ノリッシュしてから、しばらくアタリがないんですが・・・」

「こっちはもう、酢漬けイカとお酒の匂いがプンプンしてます。エギプロの闘いとは無関係に網代港はもう、大宴会場の様相を呈してきました!」

「おっ! ちょっと待ってください。今、篠ヅカ選手が1杯釣ったようです。再び時合が来たようですね」

「美酒っ!」

「ノリィーッシュ!」

「やりました! Tomy プロ、今度は大きいようです」

「530グラムです」(計量係)

「Tomy プロ、キーパー3バイを揃えました。残り30分。Tarojiro プロは苦しくなりました」

「ノ・ノリッシュ!」

「おっとぉー! 終了5分前、Tarojiro プロが執念で1杯上げました。・・・が、小さい。計量係が駈け寄っています。不安そうに見守る Tarojiro プロ」

「140グラム、セーフです」(計量係)

「やりましたー。Tarojiro プロ、ノーポイントを免れそうです。これは大きい!」

「ノリィーッシュ!」

「今度は Tomy プロにノリッシュ!」

「ん?、バレたか? いや、ついています、ついてます」

「ん?! 何か様子がおかしいぞ。な・なんと! Tomy プロが釣ったのはタチウオです。銀色のニョロニョロが堤防の上でのたうち回っています」

“ブーッ ブーッ”

「ここで終了の汽笛が鳴りました。夜アオリ・セクションの優勝者は Tomy プロです!」

第11回エギプロ・トーナメント(夜アオリ・セクション)

選手 自動車メーカー ポイント 釣果 (g)
1. Tomy スバル 6 1,020
2. 篠ヅカ 三菱 5 740
3. 鈴木アオリ ホンダ 4 550
4. Tarojiro スバル 3 140

総合成績

選手 自動車メーカー ポイント 優勝回数 釣果 (g)
1. Tomy スバル 48 4 17,070
2. Tarojiro スバル 48 4 16,520
3. 篠ヅカ 三菱 31 2 10,980
4. 鈴木アオリ ホンダ 26 1 10,280

「総合成績はわずか550g差で Tomy プロが逆転。次回の船アオリ・セクションは Tarojiro プロの得意種目です。これでますますチャンピオン争いから目が離せなくなってきました」

共同記者会見

「Tomy プロ、今日の勝因は何でしょう?」(河井)

「えーと、第一投目の2しゃくり目でしたか? イカがかすったのがわかったんですよ。それで、足元まで追ってきていると思ったので、足元でヨーヨーのようにエギを上げ下げしたんです。そうしたら、その作戦が見事に当たったんですね。連続2ハイはその作戦で釣りました」

「ヨーヨー作戦ですか・・・」

「う〜ん、そうです。ヨーヨー作戦ですね。怪しいと思ったら、ピックアップ寸前まで誘いをかけ続けることが大切だと思います」

「最後にタチウオを釣られましたが、こういうことは良くあるのでしょうか?」

「いや、魚がかすることはたまにあるんですが、口にエギが掛かることは稀ですね。僕もタチウオは初めての経験でしたよ」

「それでは Tarojiro プロにうかがいます。最初に Tomy プロが2ハイ連続で上げたのを見て、どう思われましたか?」

「いやぁー、参りました。自分のペースが乱れてライントラブルを起こしちゃって・・・、あそこで時間をロスしたのが痛かったです」

「しかし、最後に1杯釣り上げてノーポイントを免れたのは流石でした」

「ありがとうございます。次の船アオリ・セクションでは負けませんので、是非次回を見てください。隠し球を用意してるんです」

いやー、とってもクダラナイ釣り日誌でしたねぇー。


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