2000.01.05
今日は相模原から、さあ、きっと@大神さん親子、実家の清水からタロジロー隊員がキス釣りにやって来た。そして、Tomy はヤリイカ釣りのリベンジに燃えている。(いつもリベンジって気もするが)
それでは早速出発しよう。今日もヤリイカ船には常連M氏、十足亭さんの顔が見える。朝のうちは多少うねりが残っていたが、天気は快晴で空気は遠く富士山の頂まで澄みきっていた。
「この船、速いですね!」
「カツオを追う時はのけ反るほどの加速でもっと速いよ」
「えっ! これが最高速じゃないんですか?!」
「こんなもん序の口だよ。ちょっと本気を出して初島まで走ると*ドラム缶1本の軽油がなくなるんだってさ。だから、これでもセーブしてるんだ」
「うへぇ〜!」
*ドラム缶1本は200リットル。
二宮沖水深120メートルに到着。今日も Tomy は出足好調だ。最初のひと流しでダブルを1回やったのである。50センチ、ポーズ、50センチ、ポーズ、1メートル、ポーズ。“クイクイクイッ”
『乗ったかな?』
『チョット自信ないから、もう一度ゆっくり下げてみよう』
『あっ! やっぱり乗ってる。スイッチ・オーン!』
これが追い乗りを誘ったらしい。どうやら乗るときは、そばにイカがたくさんいるようだ。1回の上げ下げで1杯ずつでは効率悪いから、できるだけ追い乗りを誘わなければイケナイ。午前9時。この時点で Tomy は4杯(うち1杯はスルメイカ)。
午前10時。船は大きく移動して真鶴半島沖にやって来た。すでに小田原の船や熱海の船が20隻ほど集まってイカ釣りをやっているようだ。
「今日は初島沖に行かないのかなぁ?」
「今日は初島より、こっちの方がいいんだってさ」(M氏)
その後、1時までに Tomy は5杯追加して9杯。
『ここまできたら何とか2ケタに乗せたい!』
そこで Tomy は中オモリを駆使して底ベタのたるませ釣りにチャレンジしてみた。一度ラインを張り、そのあと中オモリの重みを利用して仕掛けを底に這わせるのである。
『たるませて、たるませてぇ〜』
『ゆっくりラインを張る』
『そんでもって、50センチ上げてぇ〜』
『お?!』
「ヤリッシュ! これで2ケタいったよ」
「はい、じゃあ今日はこれで仕舞います」(船長)
ということで、本日の釣果は Tomy がヤリイカ9杯とスルメイカ1杯だった。

釣りが終わり、おかみさんに電話している十足亭さん
「今日はあまり釣れなかったよ」 (`⊥´)ゞ
十足亭さんは、おかみさんにこんなことを言っていたが、実は26杯も釣っていた。まあ、プロとしては26杯じゃ物足りないのだろう。50ぐらい釣ってようやく満足ってところかな?
そうそう。十足亭のおかみさんも庄治郎丸のフォトアルバムに載っているのだ。ちょっと見てみ。この日、おかみさんが釣ったのはスミイカ4杯だった。もちろん御主人も乗っていたのだが・・・、何と十足亭さんはボウズだったのだよ。
スミイカやアオリイカは“美酒っ!”と小気味よくしゃくらないとダメだからね。ヤリイカのソフトなしゃくりとは勝手が違うのだろう。同じイカ釣りでもヤリイカとスミイカでは全然違うってところがたまらんよね。
さあ、それでは、みなさんを改めて十足亭に御案内しよう。釣りの帰りに準備中の十足亭に寄ってみたんだ。

「じゅっそくいーよ」が笑える。
入口には地元釣り宿のステッカーがビッシリ!
十足亭さんは船上でムスッとしている。でも、それは店で見せる表情とは違うだろう。十足亭さんにとって、船上はまさに戦場なのだ。釣りが仕入れで、そのあと仕込みをして店を開くんだから大変だよね。船上で居眠りしながらしゃくってるのもうなずけるってものだよ。今度イカ料理を食べに行ってみよう。