イカはやっぱり魔物じゃ

相模湾のヤリイカ釣り

2002年1月20日

きのうは北風ビュービューで三浦半島長井沖は大荒れだった。しかし、そんな状況下でも庄治郎丸のヤリイカ船は、5から34杯という釣果。これは昨今の模様からして、かなりイイ方だった。

(`⊥´)v

スソでも5なら、中級者は10以上釣れると見てほぼ間違いない。ということは・・・『今日こそ!』と誰もが思うだろう。風はきのうより弱いし、気温もかなり上がるはず。その上、イカの居場所も大体捕捉済みときている。

Tomy は『やったね!』と内心ほくそ笑んでいた。

『今日こそヤリイカ入れ乗りかな?』

ダッダーン! ぼよよんぼよよん。

ウィーン、ウィンウィンウィン、キューゥゥゥゥウッ!

電動丸が苦しげに唸る。もーう、爆釣! スミイカ釣りなんかやってる場合じゃない。こんな日は、赤子が泣こうが、爺ちゃん婆ちゃんが危篤だろうが、知ったことじゃありまへん。もう、イカ場に急行するしかないんです

と・と・と・・・ところが!

天気や潮流は予測できても、自然は、そんなに甘いもんじゃない。釣りには気象庁が予測できないファクターあったりするわけだ。

「え! それは何なの」ってか? それは、イルカじゃよ、海豚。まさにこいつらぁ、海のブタだな。美味しい餌のニオイを嗅ぎつけると、どこからともなく飛んで来やがる。一晩でヤリイカの群は、蹴散らされちまったようだね。江ノ島沖なんか、もぉー、イルカのオンパレードですよ。何百頭というイルカが食い散らかしたイカをゲーゲー吐きながらピョンピョン跳び回っていたぜ。

相模湾は、さあ大変。イルカのおこぼれを狙ってカモメさんも大集合だ。『これはもしや、季節はずれのカツオの大群?』と思うほど、ウンカのような黒山の鳥、鳥、鳥・・・。もぉぉぉぉ、そこらじゅう水柱立ちまくりーの、鳥が突っ込みーの。そこはもう、遊び半分の人間なんかお呼びでないという雰囲気だった。

名人M氏でさえ、ヤリイカ1杯、スルメ2杯だもんね。アタシのヤリイカ2杯に、どんだけ価値があるか、わかってもらえるでしょう。とほほー、徒歩420分。約7時間の死闘の結果は、ヤリイカ2杯でしたとさ。