ムギイカ電動直結!

仕掛け、コツ、間、配色

2002年6月8日

ヤリイカ釣りやムギイカ釣りがナゼ楽しいかと言うと・・・

  1. 獲物が美味しい
  2. エサ釣りじゃない
  3. ツノの配色や間隔に工夫が必要
  4. 仕掛けを踊らせるため中オモリを使う
  5. 追い乗りを誘うテクニックが特殊
  6. これぞ電動リールのためにある釣り物
  7. 追い乗りしたときの特殊な引き味
  8. ビギナーズラックがない
  9. 逆転ホームランが有り得る
  10. 道具で差がつく

1の「獲物が美味しい」を除くと、すべてテクニックの特殊性が面白さに繋がっているのがわかる。

中でも一番面白いのは、「逆転ホームランが有り得る」という点だろう。野球の場合、3点のリードは満塁ホームランで一気に跳ね返すことができるが、4点以上の差は逆転できない。

ところが、イカ釣りの場合はツノの数だけ一気に得点できるから、ひと流しで8点、9点の大量得点も有り得る。たとえ10点リードしていても安心はできないのだ。チャンスにオマツリでもしたら一気に逆転されてしまう。

「1杯を捨てて5杯乗せる」・・・そういうテクニックが存在する釣りは他にないと思う。そこが面白いんだよ。だからアツクなるのさ。イカ釣りが上手くなれば、冴えない男もご近所のヒーローになれるんだ。だって、日本人でイカをもらって喜ばない人は、ほとんどいないでしょ。

バスプロよりイカ釣り名人の方がアタシはエライと思う。バスをもらって喜ぶ人はいないもんな。(スモールなら話は別よ! あれは旨い)


本日の仕掛け

ロッド:庄治郎丸のアジ用貸し竿(130号ビシ竿)

リール:電動丸 3000XH PE 6号

オモリ:中オモリ30号(アオリイカ用)+下オモリ100号

仕掛け:自作8本仕掛け(*十足亭さんの指導による)

*十足亭:平塚にあるイカ料理専門店。店主の金子さんはイカ釣り歴30年以上の大ベテランで、釣り方の特徴は「ソフト&デリケート」。

8本仕掛けの配色は下から・・・

  1. ケイムラ
  2. 薄いブルー
  3. 赤白スッテ
  4. ピンク
  5. グリーン
  6. 濃いブルー
  7. ケイムラ
  8. 薄いブルー

↑これ十足亭30年の歴史から編み出したレシピあるよ。威力抜群ね!

常連M氏の10点掛け(手釣り)には及ばないが、今日は4点掛けを3回やったから、まずまずだと思う。(船中3番手)もう少し硬い竿なら4点以上乗ってもさらにしゃくれるのだが、ビシ竿でも柔らかすぎるのだ。

なにしろ電動直結は1杯掛けてからのシャクリがポイント。竿先はあまり動かさないが、ガンガンしゃくってストップアンドゴーを繰り返す。(しゃくったとき、リールに大きな負荷がかかるから、巻き上げが一瞬止まる)

『1杯、2杯、3杯、おーっと1杯落ちた、また乗った、うおぉ〜! また乗った、重い重い、よーし4点掛け、慎重に慎重に・・・』

この感覚は他の釣りじゃ、まず味わえない。だから楽しいんだよ。電動の使い方にも微妙なテクニックがあって、手巻きに勝るとも劣らない難しさだ。「電動なんて・・・」という人は、こんな面白い釣りがあることを一生知らずに終わるだろう。

ワハハ、醍醐味、醍醐味!

ムギイカ釣り

ムギイカの沖干しを作りながら移動する

秘伝 by 十足亭&常連M氏

  1. 間(ツノとツノの間隔)は市販の仕掛けより広く取る。(およそ1ヒロ)
  2. 一番下のツノからオモリまでは2メートルぐらい。(これも長め)
  3. 中オモリを重くしてツノを踊らせる。
  4. 蛍光イエローや夜光なんかいらない。そんなツノを入れるぐらいならピンクかブルーを増やせ。
  5. 1杯落としても5杯追い乗りさせろ。
  6. チャンスにビッグイニングを作り、渋い時間帯にはコツコツ1点ずつ加点する。
  7. 1杯乗せるまではデリケートなシャクリ。1杯乗ってからは大胆なシャクリ。
  8. できれば上のツノに乗せろ。(そうすれば手返しがよくなる)どのツノに乗ったかわからないようじゃヒヨコ。

いや、こんなもんじゃない。まだまだあるのだが、言われてもできないテクニックが延々と続くので、これぐらいにしておこう。なにしろイカ釣りは深い。深すぎる。