ヤリングフィールド

相模湾のヤリイカ釣り

2002年12月7日

パラソル級

パラソル級を釣り上げた清川さん

この日は気温が5度から7度、しかも、雨が断続的に降っていた。前日のトップが7杯ということで、このところ釣果も芳しくない。でも、そのおかげでお客さんも少なく、アタシの他に5名しかいなかった。何はともあれ、ゆったりできるのはいいことだ。隣とオマツリばかりしているようでは面白くないから。

平塚港を出て約15分、エボシ沖で第一投。すると、いきなりアタシに2杯来た。1杯目が来たあと、追い乗りを誘ったら、割と素直に2杯目が乗ったのだ。

『幸先いいねー』

ヒットしたのは一番下の薄いブルーと3番目のケイムラ。配色は下から・・・薄いブルー、赤白スッテ、ケイムラ、濃いブルー、ピンク、ケイムラだった。どうやら配色はこれでいいようだ。しかし、そのあとは、たまに1杯ずつで、なかなか数が伸びない。(周りも似たりよったり)

仕掛けをたくさん作ってあればいいのだが、どうもヤリイカ釣りの仕掛けは、作るのが面倒でイケナイ。アオリなら準備が楽だから、本当はアオリがいいんだけどね。今回はツノ6本の仕掛けを2つ作るのが精一杯だった。

まあ、前日に買えばいいだけの話なのだが、良い仕掛けは、けっこういい値段で、だいたい8本、1200円が相場。それを3セットから5セット使うから、自分で作らないと1回の釣行で仕掛け代が5千円ぐらいかかってしまう。

でも、へたっぴがベテランに勝とうと思ったら、金に糸目を付けずに高い仕掛けをバンバン交換するしかない。古くなったツノは表面が曇ってノリが悪くなってしまうのだ。特にヤリイカは新しいツノに乗ってくるから、あまりケチってはイケナイ。

パラソル級

クリックで QuickTime Movie(1分46秒、2.0MB)

ムービーに出てきた深ちゃん、清川さん、常連M氏はイカ釣り船の常連だが、面白い人達なので紹介してみよう。まず、深ちゃんと清川さんは1年中イカしかやらないイカキチで、道具へのこだわり方が尋常じゃない。

深ちゃんは30代の若手だが、ガイドの位置が来るたびに違っていたり、グリップを取り替えてあったり、来るたびに何かしら試行錯誤している。清川さんはアオリ、スミ、アカイカ、ムギイカ、マルイカとイカならなんでもやるが、イカ竿だけで十数本持っていて、電動リールを最新型に買い換えるのが趣味らしい。

そして、M氏はシイラ以外なんでもやるオールマイティー。この人は魚やイカを引き寄せる魔力を持ってるらしい。見よう見まねで対抗するが、最後は必ず負けるんだな。最初のうちはリードするんだけどね。

最近つくづく思うが、初心者は船宿をコロコロ変えちゃいけない。最初ヒドイ目にあったとしてもだよ。2年以上通うと、まるで人間関係が違ってくるんだ。誰にでも優しい船頭は、所詮、八方美人さ。モタモタしてる初心者を叱るぐらいの船頭の方が、かえって深いつきあいになる。

また、そういうクセのある船頭には、必ずと言っていいほどスゴ腕の常連が付いている。常連さんの動きを見ているだけでも参考になるだろう。それに、常連さんの技量がわかってくると、ライバル意識や連帯感が生まれて、釣りそのものより、釣りを取り巻く周辺環境が面白くなってくる。その・・・釣りを取り巻く周辺環境を楽しむことができるようになれば、釣れたときも釣れなかったときも同じように楽しい日になるのだ。


さて、この日の状況だが、5, 6杯目までは他の人と足並みが揃ってた。しかし、途中で電動丸のコンピューターがいかれて、スピードのコントロールができなくなっちまったんだ。ということで今日は8杯釣ったところで打ち止め。常連M氏は27杯とダントツの強さを見せたが、2番手の清川さんが15杯だから、リールが壊れなければイイ線いってただろう。

少なからず多からず、適度に釣れて疲れもそれほどたまらなかったからヨシとしよう。リールがしばらくドック入りなので、次のヤリングフィールドは年末になりそうだ。第3週は潮がいいから、オカッパリでアオリかな?