木更津キャッチ・アナゴ

早取り3本ごちバトル

2004年5月9日

仕掛けはケミホタル(ケミカルライト)の下に釣鐘型のオモリ
その下に蛍光パイプで被ったハリス。エサはアオイソメ

我々は東京湾の夜アナゴ釣りに出掛けた。同行したのは熱帯魚屋テレビ屋ルアー屋の3名。ここで言う「早取り3本ごちバトル」とは、対象魚を早く3本釣った者がメンバーのおごりで好きなものを食べられるという一種のギャンブルだ。

釣り場

千葉県の木更津沖に広がる浅瀬。水深10〜15メートルぐらい。神奈川県の釣り船も東京湾を横断して釣りに行く。

アナゴ

対象魚はマアナゴ。東京湾のマアナゴは柔らかくて美味しい。(寿司ネタや天ぷらのネタとして皆さんも食べている)大きさは20センチのエンピツ級から50センチ以上の大物まで様々だが、良く釣れるのは30センチ級で、40センチを越えればなかなかの引きを見せる。

仕掛けと釣り方のコツ

簡単な食べ方

東京湾アクアライン

東京湾アクアライン(木更津側)

さあ、いよいよごちバトルのスタートである。T丸は東京湾アクアラインをくぐって木更津沖の大船団に割り込んでいった。

ごちバトルのメンバー

手前から熱帯魚屋、テレビ屋、ルアー屋

「サメが釣れたらよろしくお願いしまーす」(熱帯魚屋)

「いい値段で売れるの?」

「けっこういい値段で売れるんですよ」

実は熱帯魚屋の狙いは小型のサメなのである。去年はこれでかなり儲けたらしい。皆さんもサメを生かしたまま熱帯魚屋に持ち込めば、かなりいい値段で売れることを覚えておこう。いくらとは言わないけどね・・・ふふふ。

「アナゴなんてどうでもイーンデス。実は・・・」

「人気があるんだねぇー」

「あればあるだけ売れちゃいますよ」

皆さんは外道でサメが釣れるとガッカリするだろうが、実はお宝なんだ。もしもサメを生かしたまま持ち帰ることができれば船代ぐらい稼げるかもしれない。エアーポンプを持っていくといいぞ。

バトルスタート!

暗くなるまでなかなか釣れなかったが、真っ暗になった途端にテレビ屋が1本釣った。間もなくアタシが1本、続いて熱帯魚屋が1本。さらにアタシがリーチ! 釣れたのは2本とも赤いライトを付けた方だった。そこですかさず2本とも赤のライトに交換して3本目を狙う。

しかし、ここでテレビ屋もリーチ。さらに熱帯魚屋にもリーチがかかった。ごちバトルはいよいよ最高潮! しかしルアー屋だけは1本も釣れず、ひとり蚊帳の外である。ヤツは「エサ釣りはどうたらこうたら」とボヤキはじめた。

だがここでルアー屋の置き竿にアタリ!・・・と思った瞬間、竿ごと海中に持っていかれた。買ったばかりのアナゴ竿とカルカッタ(けっこう高いリール)が海の藻屑である。ルアー屋顔面蒼白。勝負が懸かっているものの流石に我々も笑えない。(アナゴも大物はけっこう力が強いのだろう。竿の落下を予防する尻手ロープを付けようね)

しばらくしてテレビ屋が・・・

「おっとー、イタダキかな? 重いぞ、重いぞ」

「ありがとー!!!」

何と釣れたのはルアー屋が落としたアナゴ竿だった。

「高いぞこりゃ、わかってるだろーな!」

「ハイ、先生!」

「少し移動します。上げてくださーい」(船長)

ところが、船長が「上げてください」と言った途端にアタシの置き竿がブルブルと震えだした。

「ヨッシャー、今日はイタダキね!」(`⊥´)/

ということで・・・

「アナゴ早取り3本ごちバトル」を制したアタシは焼き肉食べ放題をゲットしたのだった。しかし、メンバーたちも黙っていない。水曜に他の船宿に場所を移してリベンジマッチを申し込んできやがった。

テレビ屋は「寿司食い放題」、ルアー屋は中華街なんてほざいているので絶対負けるわけにいかない。ヤツラを返り討ちにした暁には横浜でタイ料理食い放題の予定である。

「大食い選手権ってテレビじゃもうできないのかなぁ?」(アタシ)

「やばいでしょ。真似して子供が死んでますからねぇ」(テレビ屋)

「ジャンボ白田だっけ、ヤツは凄かった」(アタシ)

「10キロカレーをペロリには驚いたよ」(ルアー屋)

「あれは食べたあと戻すのかな?」(アタシ)

「いや、ほとんど消化しないまま出ちゃうそうですよ」(テレビ屋)

「ヤツとはごちバトルやりたくないねー」(アタシ)

「食い放題の店に連れて行くしかないでしょ」(ルアー屋)

「いや、食い放題の店でも“プロお断り”と書いてあるらしいですよ」(テレビ屋)

「ジャンボ白田はどうしてるかなぁ? 久々にあの食いっぷりを見てみたい気もするね」