アゴだしの味噌汁

メバル釣り大会

2005年1月10日

きのうの夜、三浦半島でメバル釣り大会があった。この大会は、ルアーフィッシングでメバル釣りの王者を決めるのだ。

エクスプレションカップ in 三浦(アルバムあり)

今回、アタシの使命は「鍋奉行 兼 カメラマン」だった。参加者が釣りをしている間、わがままなスタッフを黙らせ、帰ってきた参加者に暖かい味噌汁を提供するのが仕事。さらに検量後は写真撮影というスケジュールである。

平塚を午後2時頃出発。三連休の中日ということで、城ヶ島周辺は大渋滞だった。ノロノロ走っていると県道のあちこちに露店があり、特産物の三浦大根が売られていた。

中太り三浦大根(種)

中太り三浦大根(種)

『三浦大根1本100円か。うーん、おでんなら買うんだけどなー』

実はまだ、どんな味噌汁ができるかナゾなのである。だしは 焼きあご(トビウオ) に決まっているが、肝心の中身は現地調達の予定。

焼きあご(長崎産)

焼きあご(長崎産)

RISE スタッフのN氏が奥さんの実家からもらったという焼きあご・・・果たしてどんな味だろう?「高級だし」ということで、そば屋のつゆなどに使われるらしい。写真は長崎産の焼きあごだが、飛島の焼きあごはさらに一手間かけてある。長崎産はトビウオを開いてないが、飛島産は一匹一匹開いてから炭火であぶってあるのだ。だから、余計な内臓の苦みは一切出ない。

山形県酒田市飛島の焼きアゴ作り

メバルは辺りが暗くならないとなかなか釣れない。したがって釣り開始は17時30分。検量は21時から22時の間ということで、75名の参加者は三浦半島のあちこちに散っていった。

さあ、それでは味噌汁作りに取りかかろう。まずは町内会から借りてきた大鍋を車から引っぱり出す。それに浄水器で作った水を10リットル入れ、焼きあごを10尾ほど入れた。(検索したら、焼きあごは水から入れると書いてあった)

非常時の調理に!災害対策用鍋セット(おたま付)

非常時の調理に災害対策用鍋セット(おたま付)

大判七輪に炭をしきつめ、手の空いたスタッフに着火作業をやらせる。その間にカセットコンロで大鍋を温めるが・・・気温が5度を割り込む寒さの中、なかなかお湯が沸かない。

珠洲珪藻土岩大判七輪21

珠洲珪藻土岩大判七輪

ようやく30分ほどして七輪がいいカンジになり、大鍋を七輪に移す。こがね色に色づいたダシの味見をしてみると、臭みがまったくない、とても上品な味だった。(醤油、みりん抜きの高級そば汁みたいな)

焼きあごを取り出すと、野良猫が寄ってきたのであげてみた。猫は美味しそうにダシがらを食べた。そこへTBSのK氏が昆布だしをバカバカ入れはじめた。男の豪快料理というカンジで大袋ごと全部入れてる。

『あーあーあー、いいのかよ?』(いいはずがない!)

今度は薄味の関西うどん風味になった。まだ何も塩分を加えてないのに、かなりの味がする。一方では焼き餅大会が始まった。アタシが買ってきた川エビの唐揚げを七輪であぶり、焼いた餅にのせて食べはじめたのだ。アッという間に3キロの餅が跡形もなく消えていく。川エビの唐揚げをのせた焼き餅はいける! 川エビの唐揚げは、七輪であぶって香ばしい匂いを引き出すのじゃ!

じゃあ、そろそろ豚肉を入れよう。せっかく上品なダシを取ったのに豚肉はどうかと思ったが、K氏が「寒いときはとん汁でしょー!」というので、近くのスーパーまで豚肉を買いに行った。豚肉900g、ニンジン4本、ゴボウ2本を追加。アクを掬いながらしばらく煮立たせ、ハナマルキだし入りおかあさん投入! 味見をして最後にきざみネギ投入!

超マイウー! スタッフ12人でいいかげん飲んでしまった。最初はホントにうまかったのだ。

だが、ここでK氏が余計なことをした。K氏は持ってきた「ふえるワカメ」を袋ごと投入したのである。オイオイオイ・・・K氏曰く、「俺ねー、ふえるワカメを大磯の流れるプールに投入したら面白いと思うんだよ」(何を考えているんだ、このオヤジは!)

まだ参加者が帰ってくるまで1時間以上ある。シーラナイよ、シラナイよー。しかも、七輪の火は絶好調。鍋はグラグラいっていた。スタッフが飲んでしまった分、水をかなり追加。さて、どうなる?

釣り大会は無事終了。味噌汁もけっこう人気があったのだが・・・最初の風味はどこへやらだった。ワカメがドロドロになって、最後はトンコツミソラーメン風・闇なべ状態。ネギの風味もすっかり飛んじゃって、最初が10とすれば5以下の味になっていたかも。

何事もやりすぎはいけませんなー!

原田さんは「俺のミルクコーヒーにワカメが入ってる」なんて言ってたけど、まさにそんなカンジ。でも、それはアタシのせいじゃないからね。みーんなK氏が悪いんです。なにしろTBSだから、料理まで格闘技みたいな味付けになっちゃった。