ライトタックル五目釣り

釣りおやじテスターになる

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2006年5月1日

きのう紹介したジギングロッドを釣りおやじさんに届けた。このロッドがライトタックル五目釣りに使えるかどうか、その道の大家に見てもらうためだ。

「このアクションならオモリ40号〜60号にちょうどいいよ」

「へぇー、60号も背負えるんだ」

「浅場用の25号〜30号には、ちょっと強すぎるかな。ライトタックルのしゃくり方ってね、水平までしゃくり上げて、“スッ”と止めるんだよ。そうすると、しゃくり上げたときにコマセカゴの中で対流が起こるわけ。で、竿先を止めたときに、水の勢いでコマセがパラパラッと出るんだ」

「へぇー」

「初心者はそれがわかってないから、アジのビシ釣りみたいにガンガンしゃくるけどね。そうじゃないんだ。しゃくり上げてる最中はコマセが出ないの。ガンガンしゃくったら、仕掛けが絡んじゃうでしょ。全長2mぐらいの短い仕掛けを使うんだから」

「なるほどー」

「天秤もバネのキツイやつはダメ。しゃくりを止めたときにパーンと勢いよく戻らないヤツを使う。そうしないと、しゃくったときに仕掛けが跳ね上がりすぎるんだよ。でねー、竿先を止めたときに、フワッとちょうどいい具合に竿先が戻るといい」

ライトタックル五目の天秤とコマセカゴ

ライトタックル五目の天秤とコマセカゴ

「これはグラスロッドだから、戻りがソフトでちょうどいいかもよ」

「グラスなの?」

「軽いからカーボンだと思ったかな? これは V-Glass って言うんだけど、中空グラスなんだ。グラスなのに、こんなに張りがあるの」

Flame 改

Flame 改

「これはいいねー。朱色も鮮やかでカッコイイよ」

「Daiwa のリーディングXってグラスロッド?」

「いや、あれはねー、グラスコンポジットのカーボン。オモリ負荷によってグラスの比率を変えてあるんだ」

リーディング XA64 190II

ダイワ リーディング XA64 190II

「これはオールチタンガイドだけど、リーディングXは?」

「リーディングXより上位機種のバイパーテイルってやつはオールチタンだけど、リーディングXはチタンじゃない」

「そのバイパーってやつは、いくらぐらい?」

「10万円近いんじゃない?」

ダイワ バイパーテイル VSP AG-190

ダイワ バイパーテイル VSP AG-190

「えーっ、じゃあ、これが4万円台なら売れるでしょ」

「間違いなく売れるね。80号背負わすのはキツイけど、60号までのライトタックル・マダイにはちょうどいいよ。肘当てが付いてればもっといいかな。脇じゃなくて肘で支えられれば、大物がかかったときショートロッドでもやり取りしやすいんだよ」

「なるほどー。腕をロッドの延長として使うわけね」

「弟子のスミ王『なんですか、これは!』ってツッコミを入れてきそうだなぁ」

「じゃあ、コイツでマダイを2、3枚上げて、思いっきり見せびらかしてよ」

「アイツ、欲しいって言い出すかもね」

「そしたら、『オマエは買うだよ!』って言えばいい。元々これはライトジギング用に作ったから、これ1本あれば、相当いろんなことができる。カツオ、イナダ、タチウオでしょー。このあいだ松山沖にも持ってったけど、タチウオジギングには最高のアクションだよ。タダ巻きで簡単に乗るからね。カーボンロッドみたいに弾かないから、フッキングがいいんだ」