1/8(全8ページ)
1999年1月29日
高知行きを決定する前、私の高知に関する知識はかなり貧弱なものでした。はりまや橋の名前は知っていましたが、よさこいが高知の祭だということすら知らなかったのです。
そんな私のことですから、広末涼子が高知市出身だなんてことは知る由もありません。「広末涼子が早稲田に入るんだってねえ」と言われて「広末って誰?」なんて言ってたんですよ。その上、坂本竜馬に関する知識も人並み以下でした。以下は私が知っていた坂本竜馬のすべてです。
『高知に行こう』と思う前は、以上が竜馬に関する全知識でした。これを読んでいる皆さんはどうでしょう? 私より少しはマシかな? だとしたら大笑いしてください。ここから先の文章はだいたい私と同レベルの人を対象に書いていくつもりなので、高知の人が見ると笑えるかもしれません。
さて、名前だけは知らない人がいない竜馬ですが、なぜこれほどまで「何をしたか」を知らないのかを考えてみました。すると、ある事実が浮かび上がってきたのです。私の高校では日本史の先生が戦国時代にメチャクチャ詳しい人だったのですよ。
つまり戦国時代に時間をかけすぎて、幕末まで話が進む前に卒業を迎えてしまったわけです。幕末については徳川慶喜、西郷隆盛、薩長連合、大政奉還など、人名とキーワードを覚えるのが精一杯でした。だから私は坂本竜馬の活躍を知る由もなかったのです。高校教育なんてだいたいどこも似たようなものでしょ。四国を除けば坂本竜馬を詳しく教える先生はあまりいないと思います。日本史の先生が竜馬ファンでない限りは。
さて今回、私が目指すのは、釣りの鬼(漁魔)と化して四国を行脚し、不況をブッ飛ばすお笑いネタを集めること。それと皆さんに幕末のヒーロー坂本竜馬の足跡を紹介することです。
なぜ、いま竜馬なのか? それはですね、現代の日本にヒーローが見当たらないからです。骨のある政治家は派閥に加われない。すなはちトップに登ることができない。国民もダメ政治にシラケきっている。こういう状況を打破するためには熱血ヒーローが必要なわけです。
商品券を子供と老人に配って景気が良くなると思っている某政党なんかお呼びじゃありません。今は熱血ヒーローが必要な時期なのです! そこで私は、今こそ幕末のヒーロー坂本竜馬の生きざまを知って、前向きにものを考えなければいけないと感じました。それには高知に取材に行くしかないでしょう。だから高知に行くのです。(キッパリ!)