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1999年1月31日
さて、2日連続で室戸岬沖の船釣りを楽しんだ漁魔ですが、今回の旅はまだまだこれからです。高知県西部“幡多(はた)地方”の情報をたっぷり盛り込んだ釣り日誌をお楽しみください。
最初にご説明しておきますが、“烏賊釣車中”(イカ釣りしゃちゅう)というのは車中泊を繰り返しながら、夜のモイカ(アオリイカ)釣りに励むことであります。イカは夜にならないとほとんど釣れないので、ホテルなどに泊まっていては釣りにならんのですよ。
前回の話がどこまで進んだかといいますと、漁魔が室戸での船釣りを終えて手結(てい)港に帰ったところまででした。これから漁魔は巨魚捕獲団の仲間と別れ、レンタカーを借りて幡多路に向かいます。
巨魚捕獲団・ぎょぎょ丸さんとの会話
「漁魔さん、さすがでした。僕らあ2日間マルボウズじゃったに」
「イヤ、たまたまですよ。最後に釣れたヤガラは釣ろうと思って釣ったがじゃないですから」
「高知の釣りは三振かホームランのどっちかじゃきねえ。これに懲りんとまた、ひーとい来てください」
※“ひーとい”は「別のある日」を表す便利な言葉。
「まだ、こがあとモイカ釣りがあるがで…」
「ほいたら食事しちょいてレンタカー屋に行きましょう」
というわけで、手結港で巨魚捕獲団は解散し、漁魔たちは夕方5時頃に高知駅前の日産レンタカーに着きました。
高知駅前ではJRの駅レンタカー、日産レンタカー、トヨタレンタリースの3社が便利です。この3社なら高知駅を降りた直後に見つかるでしょう。駅レンタカーは徒歩0分。日産とトヨタは大通りを挟んで駅の向かい側にあり、どちらも徒歩約2分で着きます。今回漁魔は日産レンタカーで入会してサニーを借りましたが、3日間のレンタル料金はワイド保証を含んで約3万円でした。それではここで、レンタカーについてまとめてみましょう。
JRを利用する場合、レール&レンタカー割引が受けられてお得です。この場合、JRの乗車券が2割引、特急券が1割引になりますが、それとあわせて往復割引は適用されません。サニー・クラスを借りた場合、1日7,500円(日割り計算、保険込み)です。行き帰りJRを利用する場合はこれしかないでしょう。
空港にも営業所があるので乗り捨て料金無料で駅前と空港の営業所を利用できます。また、トヨタは中村駅に、日産は高知港に営業所があります。※JRを往復利用の場合は駅レンタカー、行き帰りのどちらかが飛行機という場合は日産かトヨタ。 どちらもホームページ上で予約することができるので調べてみてください。
レンタカーを借りたあと
ふたりは高知駅から国道56号線に出て“高知の釣りなら、なんでもお任せ”という釣り好きシェフのお店ぺこぺこハウスに向かいました。巨魚捕獲団のぎょぎょ丸さんはモイカ釣りをやったことがないので、ぺこぺこさんにモイカ情報を聞こうというわけです。みなさんも高知で釣りをしてみたければ、是非ぺこぺこハウスにお立ち寄りください。アユ、アカメ、ヒラスズキ、モイカ、沖ノ島の磯など、大変詳しくポイントを教えてくれます。
ぺこぺこさんとの会話
「神奈川から来た漁魔です」
「おお、よう来たねえ」
「モイカ釣りがポイントを教えてほしいがですが・・・」
「モイカじゃったら去年は、こじゃんとおったねえ。漁港ならどこ行ったち釣れるがじゃないかえ?」
「なるべく大きいがを釣りたいがです」
「沖ノ島のモイカは、たいて太いちや。こんなががおるきねえ」
※両手の幅は約60センチ、沖ノ島というのは宿毛市の沖24キロに浮かぶ、広さ9.99平方キロの釣り人にとっての“天国に一番近い島”
「えっ?!」
「知り合いの医者が釣ってきちょったがは8キロもあったぜ。まあ、7,8キロのがは何度か見ちゅうね」
「・・・・・」
「身ぃがこれっぱあ分厚いがよ、冷凍しちょいてから削がんと食えんがちや」
(親指と人差し指の間隔は約5センチ)
「そんなががいるがですか?!」
「おるおる。アジの生き餌ぇで釣るがやけんど、リーダーは12号から16号やねえ。ふつうの仕掛けじゃと、よう釣らんよ」
「そこまでデカクなくてもいいがで、数が出るところは?」
「下之加江がエイろうねえ。ひと晩で26パイ釣れたことがあるよ」
…というわけで、またしても漁魔の夢は爆発的にふくらんでいったのです。
「ありがとう。下之加江には是非行ってみたいと思います」
「帰りにまた寄ってちや」
「わかりました!」
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