朝までシャクリ隊

ジン隊長と合流

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2005年5月2日

宿毛でのモイカ釣りは失敗に終わった。こんなことなら宇佐で貝掘りだったな。貝掘りなら安全確実、お土産もバッチリだったはずだ。まあ最初から予定外の1日になったのだから仕方ない。その代わりハルウララで話題作りができたからヨシとしなければ。

その後、漁魔は宿毛をあとにして北上。23時頃、明浜で“脅威”のルアー軍団「朝までシャクリ隊」と合流した。この日会ったのはジン隊長とヒデ隊員である。念のため言っておくが“脅威”は誤字じゃない。コイツらが通ったあとにはペンペン草も生えないという、「釣り場の平和を脅かす存在」だから“脅威”なのだ。(四国ではかなり有名)

ジン隊長

アオリイカのフェロモン釣法とかティーザー釣法なんて何のことだかわからないよね。皆さんに教えるとヤバイので書けないが、いくつもの恐ろしい技を彼等は編み出している。遠くから見ると地元のガキにしか見えないジンだが、そばに寄ってみると殺気を感じるほどだ。まずエギングロッドをしゃくる音が素人とまったく違う。まるでタイガー・ウッズのティーショットだよ。

「どう?」

「ここへ入って、いきなりコウイカが1杯釣れました」

「やるなー。最近どう? 宿毛はダメやった」

「今年は水温の上昇が・・・で・・・やから・・・で・・・ですね」

見かけによらずジンは天気予報士みたいな事を言う。ジンは経験と勘に頼った行き当たりバッタリの釣りをしない。「水温がどうで、潮がこうだから今日はココ」というように理詰めでポイント選びをしている。

もちろん彼の釣法も科学的なプロセスで練り上げられている。イレギュラーな釣果(なぜか釣れちゃった)→仮説→実験→道具の改良→実験→証明というように毎日研究に余念がない。1年365日のうち、200日近く釣りをするというからトンデモナイ男だ。しかも四国各地に特派員がいて、情報量も釣具屋に教えるほど豊富。四国でコイツに勝てるルアーマンはまずいないだろう。

「これからどうするが?」

「明け方、沖堤防に渡してもらってエギングをやります。漁魔さんは?」

「松山に明け方集合して、大栄丸で出海沖まで行く予定。岬アジ狙いね」

「じゃあ、帰りにアオリとアジで一杯やりましょう」

「そうやね、じゃあこれから松山に向かうよ。また夜に」

「ではではー」