芦ノ湖のワカサギ釣りとトローリング

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1996年9月23日

ホームページの構想がようやくまとまり、いよいよ秋の芦ノ湖通いをスタートすることになった。前日は台風が吹き荒れたが、今朝はほぼ無風で穏やかな日だ。そろそろワカサギが釣れだす頃だろう。今日はワカサギ釣りを少しやってから、トローリングで湖を半周する予定である。

午前5時半、Tomy のレガシーは小田原厚木道路に入り、箱根に向かった。台風の直後だけに道はガラガラ、とても快調な滑り出し・・・かと思われた。

あ! そうだ! 財布に金が3千円しか入ってないんだ』

まったくドジな奴である。前の晩、酒をたんまり買い込んだのを忘れていたのだ。ボート代を払うとメシ代すら残らない。

『まぁいいか。ボート代は来週まとめて払えばいいだろう』

何とこの件についてはアッという間に解決! こんなこともあるからボート屋はいつも同じ所にした方がいい。しかし、もうひとつのミスに気づくのに、さほど時間はかからなかった。

あっ! デジカメも忘れた』

これは今更どうしようもない。ホームページを作るなら、写真入りの釣り日誌を書くと決めていたのに…。最初から大きなつまづきである。

『デカイのが釣れたら、ポラロイド写真でも撮ってもらおう』

まあ、これは余計な心配になったが、もしカメラを忘れても大丈夫。Tomy が毎度お世話になっているバイオレットにはポラロイドとデジカメが常備されている。皆さんも大物が釣れたら写真を撮ってもらえるよ。

亀ケ崎

亀ケ崎

さて、前置きはこれぐらいにして、そろそろ釣りのことを書こう。7時の表水温は19度で、まだマスの適水温には程遠かった。ローボートに魚探とエレクトリックモーターを付け、ワカサギ釣りにいざ出陣!

まずは湖尻桟橋付近12〜13メートル位の湖底を探ってみたが、ワカサギの群がどうも小さい。ここ数日間釣れていたらしいのだが、おそらく前日の台風で群がバラバラになってしまったのだろう。

1時間でわずか3匹・・・、言葉も出ない。Tomy はワカサギの天ぷらを早々と諦め、即座にトローリングに切り換えた。そして、トローリングをしながらいろんなことを考えた。

『去年・おととしはすごく暑かったなぁ。でもワカサギは大きいのが沢山釣れたよな』

去年、おととしは大変な猛暑のせいでプランクトンが大量に発生し、おかげでワカサギが大きく育ったのである。あとでボート屋のおじさんに聞いた話だが、去年はお盆の頃からゴッソリ釣れたそうだ。

さて

トローリングの調子はどうだったかというと・・・、これがまたサッパリだった。魚探に写る魚影は春と比べ物にならない程まばらで、アタリはまったくなし。悪いことは重なるもので、この日は浅場用のロッドを1本持って来ただけだ。15mに魚影を確認しても攻めようがない。

もう、諦めかけていた12時頃、湖尻に進路を変えたとたんに待望のアタリ。釣れたのは22センチのブラウントラウトで、写真を撮るのも恥ずかしいサイズだった。デジカメは忘れて正解だ。場所はマリーナ沖、水深22メートルぐらいの所。12ポンドのレッドコアライン8色だったので、タナは多分10メートルぐらいだと思う。(ルアーはバッセル3グラム・グリーン)

というわけで、何とかボウズを免れた Tomy は家路についたのだが、この日は裏道を通って帰ることにした。芦ノ湖情報で紹介している宮城野林道を初めて通ってみたのだ。この道はまだ工事中だが、休日は工事が休みなので通れるらしい。宮ノ下から湯本までの下り坂は、いつも渋滞するので試さない手はないだろう。

結果はというと・・・

(`⊥´)/

サイコーである。湖尻から小田原厚木道路の荻窪インターまで、40分ほどで着いてしまった。この道は行楽シーズンの週末にズゴイ威力を発揮するに違いない。

9月29日

先週の失敗に懲りて財布には十分な金を入れた。そして、もちろんデジカメも持った。5時半頃、Tomy はルンルン気分で小田原厚木道路へ。今日はデジカメでポイントの写真を撮るつもりなので、1日中トローリングをする予定である。

しばらくして箱根のワインディングロードを登り始めた頃、はやる気持ちを抑えながら今日1日の行動をシミュレートしはじめた。

そして・・・

(T_T)

な・な・なんと『魚探を忘れた』ということに気づき、ガク然とした。またまた大きなつまづきである。魚探の本体はいつもタックルボックスに入っているのだが、超音波発信機の方を忘れてきたので使えやしない。おかげで今日は暗中模索の1日になりそうだ。

でも、Tomy は湖に着くと元気ソノモノ。立ち直りが早いのが Tomy の数少ない取り得である。表水温18.5 度。先週より若干下がった。バッセルとワカサギミノーをセットして作戦開始じゃ!

山の木々が色づきはじめ、目に優しい。Tomy はトロトロと湖上を流しながら、次々にポイントの写真を撮っていった。湖の両岸をあっちへ行ったり、こっちへ来たりしながらシャッターを切りまくる。その間、釣りの方はどうかというと、これがもう、サッパリでアタリのの字もない。

『今日は釣りより写真撮影がメインだ』

ヒメマスTomy は割り切って、なおも走り続けた。待望のアタリはまずマリーナ沖で。 しかし、1秒後には何事もなかったようにまた静寂が…。

タナは18ポンドライン7色だから11メートルぐらいだろう。確かに魚のアタリだった。魚探がなくてもこの辺の水深は知り尽くしている。底を小突いたとは思えなかった。

南風がやや強くなってきた。だが、Tomy はなおも元箱根に向けて走り続ける。そして、山の神というポイントでついにヒット! 27センチの美しいヒメマスをネットに収めることができた。結局この日はこの1匹に終わってしまったが、うららかで楽しい半日を過ごすことができた。魚の数なんて問題じゃないのである。

帰り道は先週通った裏道を通るべく、宮城野で国道から山道へ。しかし、今回は例の裏道が工事のため通れず、久野林道を下るハメになった。Tomy の車は、けっこう悪路に強いのでヘッチャラだが、ここは高級車の通れる道ではない。前を走っていたベンツは林道の入り口で止まり、やむなく引き返して行った。

先週よりも、約15分遅れて小田原厚木道路の荻窪インターに到着。それでも、国道を下るよりは、いくらか早かっただろう。

あとで芦ノ湖情報の裏道はチェックしておこう


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