1999年11月14日
今回写真を提供してくれた Kenya さんは、カナダの Babine Norlakes Lodge に置き傘ならぬ置きウェーダーをしているほどの Steelheader です。今年はカナダでも秋の訪れが遅く、いつもの年より釣りにくかったと言いますが、それでも1週間で8ヒット5キャッチという素晴らしい釣果をあげてきました。
『なんだ、大したことないジャン』と思われるかもしれません。確かに数はそれほど釣れないのです。しかし、他のロッジに行った日本人の中には、とうとうノーキャッチで帰った人もいたということですから、その手強さが半端でないことはおわかりいただけるでしょう。
世界一Stealheadが釣れる川に行ってボウズで帰ってくる人がいる。
こ・わ・いですねぇー、おぞましいですねぇー!
この川に1週間滞在するためには、道具を既に持っていたとしても、40万円以上かかりますから、「ボウズでした」では済まされないんですよ。
1日目、2日目・・・、ノーキャッチが続くと、だんだんプレッシャーが高まっていきます。Tomy も下流の Bulkley River で最初の3日をノーキャッチで過ごしたことがありますが、それがもし最終日まで続いたら…と思うと背筋がゾクゾクします。おそらく眠れなくなるでしょう。
このようなプレッシャーを他の釣りで感じることは決してありません。“魚の引き”そのものはシイラと変わらないんですけどね、まわりの状況が別世界なんです。『ここにいられるだけで幸せ』と思えるような場所にいるにもかかわらず、地獄を見ることになるかもしれない。
そんな、天国と地獄が紙一重の釣りが Steelheading です。それでは、その一端を電子アルバムでお見せしましょう。じっくりお楽しみください。再生にかかる時間はおよそ9分です。