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2004年6月13日
我々を乗せたバレントンは8時過ぎに桟橋へ戻った。非番のゴリさんとはここでお別れだ。そして、残りの5名は確保したサメちゃんを水槽に留置するため、急いで大和市の SPLASH に向かった。
「珍魚屋、1匹でも釣れてよかったな」
「ホントですよ。今年は2度も空振りしてましたからね。貴重な1匹です」
「今度、庄治郎丸でゴリさんに会ったらおごってやれよ」
「わかりました」
SPLASH にて
まだ営業時間ではなかったが、珍魚屋がシャッターを開けて七転び署のみんなを店内に案内してくれた。さほど広くない店内だが、中はまるで珊瑚礁のようだ。
「どれがイチバン珍しいの?」
「今はこれですかね。コンスピっていうんですよ」

コンスピ
「へぇー、なかなか愛嬌があるね。これはいくら?」
「25万ぐらいっす」
「えーっ!」
(`ё´!
「もっと高いのもありますよ。まず手に入らないけど、この写真のやつなんか100万円ぐらいします」
ペパーミントエンジェルフィッシュ
「何でそんなに高いの?」
「これはね、南太平洋のクック諸島ってところにいるんですけど、けっこう深いところにいるんですよ。80メートルとか・・・、だいたいそれぐらいの深さにいるから捕れないんです。仮に釣れたとしてもゆっくり上げてやらないと死んじゃうでしょ」
「そっかー、なるほどね。でも、100万円で買うヤツいるの?」
「いますよー。ウチのお客さんでも入ったらすぐに札束持って駆けつけるって人が2人いますからね」
クダゴンベ(写真をクリックすると QuickTime Movie 121KB)
「これがいいなー。これはなんて言うの?」
「クダゴンベです」
「こんな模様の魚がいるのか・・・」
「これは高知県の柏島あたりでも捕れますから3、4千円ですね」
「変な名前だね。でもカワイイな」
ということで・・・
七転び署の4人は夢中で珊瑚礁の魚を観察した。多分30分近く飽きずに見ていただろう。おかげで、あまり釣れなかったことなどすっかり忘れたのだった。